ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は1日ぐずついた天気でした。
雨はパラパラと降っただけだったけど、太陽もあまり見えず。
今日から、屋根の木枠の修繕のために業者が入りました。
この家は中古で買ってから、すでに13年目。
あちこち修理が必要な箇所が出てきています。
それは仕方ないこと。
住んでいたら、痛むのは当たり前ですね。
修繕前はこんな感じでした。
もうボロボロ。
去年の9月に屋根のペンキ塗り直しを業者に頼んで、同じタイミングで直すつもりでしたが、ロックダウンでペンキ業者がこなくなって。
結局、今年の年頭に、主人と息子が屋根のペンキを塗り直したのですが。
木枠は素人では無理。
ようやくです。
屋根に登って歩かれると、家の中にいる方からしたら、かなりひびきます。
トタン屋根は分厚いわけではありません。
他人が庭や屋根やらいるわけですしね。
本当に落ち着かない1日でした。
明日もだそうです。。
さて気を取り直して、今夜はグラタンにしました!
最近は朝晩冷えるようになってきて。
今朝は16度まで落ち込んだくらいです。
だから、温かいものを食べたくなったわけです。
今日のグラタンは、ニューカレドニア産の天使のエビを使ったエビグラタン。
先月のセールの時に買ったエビを使って。です。
普通、1キロ3000フランくらいするのに、あの時は2500フランでした!
日本でも通販で購入できるようですね。
ここの甘いエビを日本でも食べてもらえるのは嬉しい限りです。
これが、天使のエビと言われる、ニューカレドニアのエビについて熱く語った(笑、記事です。
普通にエビでグラタンを作るのでも十分美味しいのですが。
私はエビの出し汁をしっかり作ってから、グラタンに入れ込むようにしています。
そうすると、家中にエビのいい匂いが充満して、幸せな気分になれるからです。
エビの出し汁と言っても、難しいことはありません。
ただ煮詰めるだけです。
前回エビを茹でたときの茹で汁と、エビの頭を入れて弱火で2時間くらい火にかけます。
汁が半分になるくらいに。
茹でる時に塩を入れているので、塩や胡椒などは入れる必要がありません。
味見をして、どのくらいの塩加減なのか、確認するだけです。
それによって、ホワイトソースの塩加減を変えるということです。
今日はエビがメインなので、ブロッコリーと玉ねぎ、マカロニだけ。
マッシュルームを入れようと思ったのに、買い忘れてました。。
バターで玉ねぎと茹でたブロッコリーと下ごしらえを済ませたエビを炒めていきます。
今回はエビを頭まで使いませんので、下ごしらえは、頭と皮を外して、背中で切れ目を入れるだけです。
その時に背腸があったら、外してくださいね。
背中に切れ目を入れると、火を入れた時に開くので、豪華に見えます。
半分くらい火が通ったなと思ったら、フライパンから一旦出します。
エビの出し汁をフライパンに入れて。
ホワイトソースを作っていきます。
ホワイトソースを作る時、フライパンに直接粉を入れる人が多いかもしれませんが。。。
熱いフライパンの中に入れるとダマになる可能性が高いのでお勧めできません。
先に牛乳と粉を合わせて、それを弱火にしたフライパンに少しづつ流し込んだ方が滑らかに作れます。
もちろんきちんと混ぜること。
今回は、エビの出し汁で十分な塩味があったので、胡椒のみの味付けです。
ホワイトソースが固まりかけたら、先ほどのエビと玉ねぎとブロッコリーを戻します。
ソースに絡めたら火を止めます。
耐熱皿にあらかじめ茹でたマカロニを入れて、その上に作ったホワイトソースをかけます。
ホワイトソースは冷めると、固まっていきます。
小麦粉で作るカスタードクリームもそうです。
耐熱皿に入れる前に、少し冷まして固まってから。の方がオーブンでの加熱時間が少なくすみますよ。
チーズをかけたら、あらかじめ熱しておいたオーブンに入れます。
今回も、エビの頭と皮を外したので、捨てずにとっておきます。
次回、エビの料理を作る時に、これは良い出汁になりますから!
さて、焼きあがりました。
エビの香りが食欲をそそります。
マカロニにまでエビの味が染み込んでいます。
確かにちょっと手間ですが。
その分、きっとおいしくなるはず。
家族の笑顔が見れるはず。
家族で食卓を囲めること。
平和な証拠。
美味しいものを食べるとき、自然と頬が緩みます。
そんな家族の笑顔を見るために、今日も食事を作るのです。
だからこそ、美味しかった。ありがとう。
こんな些細な言葉が、とても嬉しいのです。