ニューカレドニアから、こんばんは。
雨が降ったり止んだりの変な天気が続いているヌメアです。
日曜からなので、長いです。
テラスに干しても洗濯物が乾かない!のが困りもの。
今日は流石に洗濯をしませんでしたが。
干すところに困るだけではなく、乾くまでに時間がかかりすぎるのは衛生的によくないですからね。
私は専業主婦です。
息子の産休後に復帰する気満々でした。
何かあった時に融通か効くように事務仕事に配置換えを希望したのですが、、会社側に受け入れてもらえず、有休消化の後退職しました。
会社側は、妊娠前と同じように働いて欲しかったのです。
でも、生後数ヶ月の息子がいて、前と同じように現場に出ることは難しいです。
だって、妊娠前は早朝勤務や夜勤もこなしていたのですから。
息子のことだけではありません。
母体も完全に元に戻っていないのです。
主人も似たような仕事だったので、夜勤の時に息子を預ける先がなく。
仕事復帰は諦めました。
きっと日本人ガイドが妊娠出産したのは初めてだったので、理解がなかったのだろうと思います。
現地採用の出産経験者が意見をしてくれましたが、覆ることはありませんでした。
息子一人なのに専業主婦だなんて。
昼間、何をやっているの?
もしかして病気か何か?
と言われたことがありました。
ここでは専業主婦は少ないからです。
親に育児を手伝ってもらったり。
近くに住んでお互い助け合ったり。
出産年齢が若いから、おばあちゃんおじいちゃんも現役だったりも。
でも、専業主婦だから、甘えているというのはおかしいでしょう。
それはその人のイメージです。
ここでは保険に加入していたら、妊娠発覚と同時に医者にかかる費用を100%保険で賄えます。
支払う必要はありません。
毎月の健診代。
レントゲン代。
出産における入院代。
帝王切開の手術費用も。
しかも、二人目の場合の出産祝い金はそれなりに出ます。
それでも、私は一人しか産みませんでした。
息子が19歳になった今でも、フルタイムの仕事はしていません。
だから楽してそうに見えるのでしょうね。
こんな高い物価の国で、専業主婦だなんて、旦那がよほど稼いでいる。と思われますが。
主人の給料は低いです。
息子が生まれる前、二人でフルタイムで働いていた時。。
主人より私の方が稼いでましたからね。
専業主婦なら、子供を複数産むのが当たり前だという風潮があります。
出産費用がかからないのであれば、複数産むのも問題ないのではないかと思う人もいます。
それはそれです。
私が二人目を断念したのは、帝王切開の傷が思った以上に回復しなかったこと。
主人が予想以上に手伝ってくれなかったこと。
同じように帝王切開の後、息子と赤ちゃんの面倒を見る体力がないと思ったから。
お祝い金をもらったとしても、出産費用がかからなくても。
決めるのは親。
実際に子育てするのは親です。
赤ちゃんの数だけ家族の形があるということです。