Casse pas la tete!

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

昨夜一晩中、大きな雨が降ったので、朝起きても地面は濡れたままでした。

さらに、今日も一日雨。

降ったり止んだり。

止んだと言っても、青空が出てくるわけでもありません。

 

夕方になってものすごく降り始めました。

風も舞っているので、なんだか台風みたいです。

空も暗くて。

ガラガラと雷も。

 

明日もでしょうか。。

 

 

なので、猫のドラは外に出ず。

開けていても、雨が降っていると、出ませんけどね。

 

 

 

 

 

今日は、ちょっと趣向を変えて、ニューカレドニアで有名な本を紹介しましょう。

 

「トントンマーセル」と言って、知らない人はいないくらい。

トントンというのは、おじさんという意味なので、マーセルおじさん。

そのおじさんが主人公。

 

ベルナー・バーガーさん作です。

 

 

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鼻の大きな人がマーセルおじさん。

 

右は単本。

左は2008年から2010年に出した3冊分をまとめたものです。

 

絵本というか、漫画のような吹き出しがついています。

小学生くらいが対象になっています。

 

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漫画みたいでしょう。

 

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ヌメアの観光地の説明が。

 

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俺たちじゃないよ🎵。と3人。

 

 

ニューカレドニアをユーモアたっぷりに紹介しているように思えます。

風刺とも言えますね。

 

マーセルおじさんは、気ままに釣りをしたり、鹿狩りをしたり。

自分の荷台付きの車であちこち出かけます。

 

 

 

Tシャツにもこの人の絵が書かれているものもあるのです。

お土産に買っていかれる方も。

息子も何枚か持ってました。

 

 

フランス語のレベル的にはそう難しくはないので、勉強中の方にはちょうど良いかと。

絵を見ているだけでも、面白いです。

 

 

 

 

その本の中でよく出てくる言葉を1つ紹介しましょう。

 

 

Casse pas la tete!

カスパラテット!

 

casseは、動詞で、壊すとかの意味。

teteは、名詞で頭。

初めのeに「へ」みたいなものがついています。

これは、Chapeau Chinoisというもの。

中国の帽子(笠)という意味です。

pasは否定ですね。

 

直訳すると、頭を割らないで。

なんだかわかりませんよね。

 

頭を悩ませることないよ。という意味から、大丈夫よ、心配しないで。と変わるのです。

慣用句です。

 

 

 

ウエイターさんがコーヒーをこぼしてしまった時、お客さんがウエイターさんに。。

洋服を汚してしまった時に、ママが子供に。。

 

 

テストの点が悪い時に、親が子供に。。

・・・違うか(笑。

って、そのくらいの気持ちで、子供に接するくらいがいいのかもしれません。

 

 

心を広く、カスパラテット!の精神でないと、子育てはストレスになるってことですかね。

 

 

今日の締めは、ちょっと無理やりですね。www。