雨のニューカレドニアから、こんばんは。
昨夜は星空も綺麗に見えていたのに、明け方から雨。
１日降ったり止んだりの天気でした。
私は息子を帝王切開で産みました。
無痛分娩のため、促進剤と麻酔を打って準備をして、それでも時間がかかったので、急遽帝王切開に変更になったのです。
帝王切開のためにさらに麻酔が体に入りましたが、、
ある程度の麻酔が入っていたので、息子が出てくるまでの時間は長く感じてなりませんでした。
しかも、医者と麻酔士との会話も全て聞こえるので、たまったもんじゃありません。
明日は月曜だし、早く帰りたいわ。
このまま待ってたらいつになるのかって感じだったし。
帝王切開にしてよかった。
何だ、息子が出てこないのは、何か問題かあるかも。と脅しておいて、、これか。
日曜の夜だから帝王切開。。って、おい！
人の体をなんと思っているんだ。と思っても、声は出せません。
息子ができてからもそれまた辛かった。
縫い合わせのためです。
クタクタでした。
息子が生まれたのが、夜９時半。
病室に戻れたのが、夜の１１時。
その瞬間に寝てました。
まあ麻酔が効いていたのでしょうね。
で、次の朝、５時に看護師に起こされました。
あなたの息子さん、連れてきたわよ。って。
きちんと顔を見れてよかったけど、、、
お腹が痛くて起き上がれないし、なのに、横に置かれて、、
息子は元気に泣くけど、何もできない。
あやす力もありません
力なく、息子の背中をトントンとするだけ。
点滴もついたままで、トイレの管もついている私に何をしろって？？
午後には母乳の訓練です。
いやいや、母乳の、、ってまだ体が回復もしていないのに、どうして母乳が出るのか。
抱っこの仕方、母乳のあげ方。。
お互い慣れていないから、息子も少し飲んで泣くし。
寝たと思ったらすぐに泣くし。
目まぐるしい１日でした。
夜は、新生児室で預かってくれるだろうから、その時に寝よう。と思ったのも甘かった。
今夜から一緒ね。って。
そして眠れない夜が始まったのです。。。
のけぞってまで泣き喚く息子。
看護師さんも心配してきてくれるけど、抱っこしてくれるだけ。
弱気になって、粉ミルクをあげれば泣き止むかな。というと、
だめ！と言われ。
今からそんなんでどうするの！
そんなこと、、こっちが泣きたいよ。。
やはり息子の体重は減っていきました。
３日後の午後、ようやく寝てくれてほっとしていた時、見たことのない看護師が部屋にやってきました。
何、呑気に寝かせているのよ。
しっかりしなさいよ。
体重増えないといつまで経っても退院できないわよ！
今さっき寝たばかりの息子を起こし、個別の母乳の飲ませ方レッスン。。
これは、キツかった。
ここまでしないとダメなの？と聞くと、
当たり前でしょう。
あんたの母乳も出さないと。
こんなに溜まっているでしょう。
生まれたばかりで飲み方がわからないのだから、ママが教えないとダメでしょう。
あなたのためなのよ。
１時間近くレッスンは続き、、
ようやく疲れて寝てくれた息子。
私もヘトヘトでした。
ようやく体重が増えて、退院許可が出たのが６日目。
家に帰れるのは嬉しかったけど、帰ってみたら現実が待ってました。
入院する前にした洗濯物が取り込みもせず干しっぱなし。
シャツにアイロンもかけてない。
赤ちゃん見せて〜。と近所の人たち。
息子は泣き喚く。。
はあ。
病院では赤ちゃんのことだけを考えていればよかったけど、家のこと、主人のこと。。
息子が起きている時は、お世話して、
息子が寝ている時には、家事をして。
あれ？私の寝る時間は？
自分の体も万全じゃないのに。
休む時間もない。
変わってくれる人もいない。
こりゃ、産後うつになるよ。
こんなはずじゃなかったって思うよ。
まずは自分の体を治すこと。
思った以上に体に負担がかかっています。
家のことはそれから。
家の中が少しくらい汚くても、どうにかなるものです。
多少の割り切りが必要。
ママが倒れたら、、一番替えが効かないのだから。
少しでも悩んでいるママたちに届きますように。
