赤ちゃんの生理的体重減少。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は一日不安定な天気でした。

曇り、雨。時々青空、そしていつの間にか雨。

今度は風が強くなり。。

ころころと忙しい天気でしたね。

 

 

 

今日から11月。

こちらは諸聖人の日でお休みでした。

簡単に言うと、日本のお盆と同じような感じです。

 

 

先祖の霊が戻ってくる日。

お墓参りする日。

先祖を敬う日。

 

 

でも、今年はコロナ渦で今日、全てのニューカレドニアの墓地は閉鎖されたままです。

残念です。

 

 

 

 

 

息子は友人の家から戻ってきて、ゆっくりしています。

友人の家では料理も片付けも食器洗いもした!と言う息子ですが、うちでは特にしませんね。。

ご飯だよ。と言うまで、部屋でゲームしていることは珍しいことではありません。

 

 

 

 

 

 

今日のお昼は、オムライスを作りました。

これが息子の分(笑。

どん!

 

 

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特大のスペシャルオムライス。

 

普通のお皿に乗り切らないくらい。。

私の2倍は軽くいくでしょう。

それをぱっと食べてしまう。

 

 

今では本当に大きくなりました。

身長は180cmをゆうに超え、体重も100キロを超えているようです。

 

主人の遺伝でしょう、骨太。

100キロ超えと言ってもデブデブはしていません。

 

 

まあそうですね。

体重も私と比べて2倍以上、食べる量も違うのは当たり前です。

 

 

 

 

それでも、生まれた時は本当に本当に苦労したのです。

息子は49cm、3キロで生まれてきてくれました。

 

 

 

夜の9時半に生まれた息子。

帝王切開の縫合を終えて病室に戻ってきたのは夜11時半。

 

それでも、朝の5時半には、息子が横にきたのです。

お腹に力も入れず、起き上がれずで、どうやって息子のケアをすればいいのだ。。

 

横で泣いても何もできません。

自分のベットの横のベビーベットまで距離があるから(2、3歩ですが、、)起き上がって、歩かないといけない。

こっちも泣きたい気持ちでベビーベットまで行って。

一苦労です。

 

 

 

流石にその夜は新生児室で預かってくれましたが。

帝王切開の疲れはそんな簡単に癒えるわけでもありません。

その前に1日でいいからゆっくり別室で寝かせてくれ。と思ったほど。

 

 

 

お腹に力が入らない状態で、母乳なんてとんでもない。ということもあり、体重は減って悩みまくりました。

 

 

ミルクでもいいから、体重を増やすのが先決では。と看護師さんに訴えたほど。

 

 

そんな願いも聞いてくれず、母乳育児のスパルタ講習をも受けました。

 

 

寝ている息子を起こして。

母乳を無理やり飲ませて。

体重測りに行って。

ため息ついて。

 

おしっこしてもため息です。

 

 

 

生まれて5日目に願いも虚しく、350g減。

これは10%以上でした。

 

 

母乳を飲ませている間にお見舞いに来てくれた人は、殺気だっている私をみて怖かっただろうなと思います。

 

 

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生まれて12日目でようやく生まれた時の体重に。

 


今思うと、かなり追い詰められていたんだな。と思うのです。

 

このまま永遠に増えないのではないか。と思ったくらい長く感じました。。

 

 

 

 

 

 

生まれてしばらく、体重が減るのは当たり前です。

ミルクや母乳をきちんと飲んでいても、体重は減るものです。

 

 

生まれた時、赤ちゃんの体内に尿や便が溜まっているものです。

そのため、飲む量に比べて、体から排出される水分が多くなってしまう。

尿や汗や便、不感蒸泄として。

それに加えて環境が変わってのストレスもあります。

 

 

 

ほとんどの赤ちゃんに起こる自然現象ともいえるものですね。

これは、生まれた時の体重の10%くらいが目安と言われています。

特に、焦る必要はありません。

 

 

そうは言いつつもママは、悩むものです。

赤ちゃんが痩せていっているような感じがして。

母親失格と言われているような気もしてしまうのです。

 

 

 

 

ただ、明らかに顔色が悪かったり、液状の下痢をしていたり、1週間を超えても減り続けていたら、、

これはもちろんお医者さんに相談してくださいね。

 

 

 

私の場合、看護師さんにかなり言われ、プレッシャーになりましたが、赤ちゃんも対応しようと頑張っているのです。

ゆっくり見守らないといけないのです。

赤ちゃんだってまだまだ初心者。

ママだって初心者。

 

 

 

出産後、ママの体力も落ちています。

精神的にも余裕がなくなります。

母乳の出にも影響が出てきます。

 

まずはママの体を休めて。

栄養のあるものをしっかり食べて。

周りの人を頼りましょう。

 

それからです。

 

 

 

 

 

 

小さい時に小食でも、そんなに慌てることはありません。

心配することもありません。

その子のペースで、成長するに従って、きっと食べるようになります。

 

 

その時まで、愛情を込めて笑顔で食事を用意して、笑顔で食卓を囲めば。

 

そんな姿勢は、きっと子供に伝わるはずだからです。