当たり前が当たり前じゃなくなった日

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

 

今日は、久しぶりにゴミ収集車が来ました。

普通は火曜と金曜の週2回ですが、きてくれて助かりました。

10日に来て以来ですね。

 

ここでは車輪のついた大きなゴミ箱に入れて、ごみ収集日に路肩に出しておくので、カラスなどの心配はいりません。

道路の片付けが進んでいるということです。

 

 

ここに滞在していた観光客の皆さんが、無事に出国できてほっとしたのですが。

逆にニューカレドニア領外で足止めされて、戻って来れない方達の帰国はまだ進んでいません。

うちの隣人の娘さんもそう。

オークランドでもう2週間だそうです。

危険な地区にいるわけではないので、そんなに心配していないとお父さんはいうものの。

金銭的な問題があるので、ハラハラしていると。

でしょうね。

 

エアカランは6月2日までキャンセルです。

いつ彼女は戻ってくるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

散歩がてら、近くのスーパーに出かけてきました。

今日はまた気温が低かったので、体を温めたかったのです。

 

 

 

いくつかの住民による防衛のためのバリケードはそのままです。

 

 

 

 

 

今日はスーパーの人数制限もなく、すんなり入ることができました。

 

やはり品不足です。

ドリンク用の冷蔵庫も空。

 

 

 

コーヒーとか紅茶の棚も寂しい。

 

 

 

 

そしてこんな貼り紙が。

 

 

砂糖1パック

粉末マッシュポテト1パック

カップラーメン1個

ヤムヤムラーメン4個

ミゴレン蒸し焼きそば4個

 

 

 

 

丸ごと冷凍チキン1つ

冷凍フライドポテト1袋

冷凍インゲン1袋

冷凍チキンソーセージ2パック

冷凍チキン胸肉骨つき1パック

冷凍チキン手羽元1パック

 

 

今のところの購入制限です。

これでも少しづつ改善しています。

ありがたいことです。

 

 

 

倉庫担当の人たち。

荷下ろしをしてくれる人たち。

お店のスタッフたち。

運んでくれるトラックに関係する人たち。

道路の片付けに従事してくれている人たち。

 

色々な人たちが影で支えてくれているからですね。

ありがたいです。

 

 

こういうことが起きると、今までが恵まれていたのだな。としみじみ思います。

 

お店に行けば欲しいものが買える。

これすら贅沢なことだったんだということに。

 

 

家を燃やされた人たちもいます。

この寒いのに、どうしているのでしょう。

本当に気の毒です。

 

 

 

自分はまだ家があって、雨風を凌げて、食料もどうにかある。

しかも家族は無事。

 

文句を言ったらバチが当たります。