ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はちょっと曖昧な天気です。
朝もぱらっと雨も降りました。
昨日は良い天気だったのに、変わりが早いです。
夜になって雨がひどくなり、、
主人の夜勤もキャンセルになってしまいました。。
ニューカレドニアの首都にあたるヌメアの隣の市、モンドール市のある小学校内に、自閉症の子供達に特化したクラスが発足しました。
今現在、3歳から6歳までの8人が在籍しています。
今までは私立の特別学校はありました。
でも、公立の場合は、皆一緒でした。
20人近くの子供がいる中で、自閉症の子供だけ特別扱いすることはできません。
保護者が付き添うことが条件だった学校もあったようです。
癇癪を起こしても、知識がないからきちんと対処することができない先生たち。
クラスに溶け込めない自閉症の子供たち。
それをみる同じクラスの仲間たち。
いじめの原因になります。
なので、今回の処置は、本人にとっても、周りで支える人たちにとっても、良いことだと思えるのです。
自閉症といっても、色々なケースがあります。
症状が、興味が、出てくる形が違うのです。
100人いたら100通りのケースがあり、接し方があるのです。
もちろん、他の子供たちとの隔離が目的ではありません。
それは解決策ではないからです。
その子供たちがコミュニケーションや運動能力などのスキルが上達できるように。
特別な講習を受けたサポートするスタッフたち。
他の子供たちと一緒に過ごすことは刺激になりますが、プレッシャーにもなるわけです。
だから適度に徐々に慣れさせて。
まずは自ら学校に行きたいと思わせること。
それを続けられるように。
根気や忍耐力が必要になるでしょう。
それでもきっといつか。
この取り組みは良い方向に進んでいくと信じています。