ニューカレドニアから、こんにちは。
昨日が天気が良くなかったのに、しっかり今朝は良い天気になっていました。
でも、風がとにかく強い1日でしたね。
入道雲がもくもく。
パラパラと雨が降りましたが、大した量でもなくて。
埃っぽいのが少し落ち着いたくらいでしょうか。
フランボワイアンです。
ニューカレドニアの夏の木。
木によって時期がずれるので、すでに葉っぱばかりになっているものもあります。
この木は、根がかなり広がる木です。
この木の近くに家を建ててはいけない。と言われるほど。
家を壊す、からです。
日本名は火炎樹。
その姿にふさわしい名前ですね。
今年の3月より、パパの育児休暇の日数がようやく変更になるようです。
今まではパパが取得できる出産時育児休暇は、たったの2日でした。
それが、11日間取得できるようになるようです。
双子などの多胎児の場合は、14日間のようですね。
出産直後だけではなくて、6ヶ月以内に取得できるもののようですが。
この法律は、新米ママにとってとてもありがたいことだと言えるでしょう。
でも、そのパパがどこまでママにとってプラスになるのか。そこが問題です。
社会的には育児休暇であっても、ママにとって足手まといになるケースが多いからです。
産後も、ここでは5日を目処に退院することになります。
5日目といえば、まだ母体も疲れているでしょう。
母乳もリズムが出来上がっていないかもしれません。
赤ちゃんもまだ生活に慣れていないこともあり、ママは不安でしょう。
うちの息子が生まれた時には、2日間の休暇でさえ、主人は取ることができませんでした。
幸い、会社と病院が近かったので、特に不満を覚えることもなく。
退院する日に合わせて取得してもらおうと考えたのです。
帝王切開だったので、退院は出産日から数えて7日後でした。
息子の体重も出産時よりも下回ったまま。
退院後の生活はとても不安でしたが、それより家のことの方が心配でしたね。
1週間ぶりの我が家に着いて、主人が言ったこと。。
自分がいるとゆっくりできないだろうから、出かけてくる。
もちろん、一人で。です。
入院前に干した洗濯物がそのまま。
次の日に着るであろう彼のワイシャツもアイロンがかかっていない。
病院から持ち帰った洗濯物もある。
掃除機をかけた形跡がない。
ベビーベットも整えられていない。
洗濯済みの肌着が少ない。。
冷蔵庫には食材も少なくて、入院前のものも。
これでゆっくりしろというのは。。。
早速、退院してきたことを後悔しましたね。
主人には前妻との間に2人の娘がいます。
そのおかげで息子を抱く仕草は、様になっていました。
だから少し期待しすぎたんだと思います。
うんちの場合はオムツを替えてくれないのです。
寝かしつけの時には、息子より先に主人が寝ているのです。
あまりあてにできません。
ある日の夕方。
その日も主人は友人の家に出かけていた時。
私はかなり疲れていたのでしょう。
ベビーバスで息子を洗っている最中に意識が飛んでしまいました。
はっと気がついたら、息子が水の中でした。。
海外の育児で頼れる人もいない。
義両親もあてにできない。
きっと追い詰められていたんだと思います。
それでも、やらないといけない。という気持ちが先走っていたのでしょう。
自分で自分の首を絞めていたのです。
子供は2人の授かりものです。
パパはママの育児を手伝う。という感覚の人が多いのではないでしょうか。
いや、手伝うではなく。
2人でするのです。
産後のママの体力はかなり落ちています。
母乳を出すのも体にかなりの負担です。
それに加えて、昼夜赤ちゃんのお世話をしているのです。
泣き出す時間も寝る時間も起きる時間も、予想ができません。
育児休暇は、育児に専念するために取る休暇です。
バカンスではないのです。
一緒に育児をすることによって、考え方の違いもでてくることでしょう。
2人で悩んで相談しあって。
その大変さをわかってもらう。
そのための育児休暇です。
ママの負担を減らすのは、パパにかかっています。
育児休暇中に少しでも信用を得ることができたなら、その後仕事が忙しくて参加できなくても、ママからの理解は得られるでしょう。
休暇の取得に寛容になる社会もありがたいです。
でも、その前に。
パパの認識改善。
これが優先事項だと思うのです。