ちょっとは労ってほしいのに。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

外はきれいな星空が広がっています。

天の川も。

南十字星も。

 

南半球で見える星たちはあまり有名どころがないので、説明するのが難しいなと思います。

また、満天の星空からは、見えすぎてどれがどれだかわからないという難しさもありますね。

 

 

 

 

 

ロックダウンから最初の週末です。

 

洋服屋さん、玩具屋さん、花屋さん、チョコレート屋さんも閉めることになっています。

 

でも、スーパーマーケットの洋服売り場や、チョコレート売り場はそのままです。

購入が可能なのです。

 

スーパーマーケットではすべてのものの販売を許可されているのに、どうしてだろう。

小売業からしてみたら、不公平に思えるのでしょう。

スーパーマーケットのその一角だけでも閉めるようにできないのか。

 

難しい問題です。

 

 

 

わからないのが、マスク着用義務だ。外出禁止だ。と言っているのに、フランスへの便は止めてないということ。

結局、コロナはフランスから来ているのに。

矛盾してますよね。

 

 

 

 

 

 

昨日16歳になった息子のことを色々考えていて、思いだしたことがあります。

 

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生後2ヶ月ごろの息子。

 

3ヶ月の産休育休をとり、出産前と同じように内勤にしてほしいと会社にお願いしたら。

 

内勤は無理。ガイドとして復帰して。と言われ。

子供がいて、ガイドは難しい。。と何度かの交渉もうまくいかず、仕方なく辞めることにしたわけです。

 

私が日本人ガイドの妊娠出産第一号でしたから、理解されなかったのは仕方なかったですが。

 

本当は仕事を続けたかったのに。

それは願わぬことでした。

 

 

 

そうして諦めて会社を辞めてからしばらく経って。

 

主人の古くからの友人の家に、遊びに行ったのです。

 

 

 

色々と近況を話した後。

友人は主人に向かって。

じゃ、仕事を辞めた彼女は昼間、何しているの?

 

 

主人は。

わからない。と。

 

 

わからないって何?と思ったのです。

知らないならともかく。

家にいる時に私が何をしているか知らないだろうし?

 

 

 

 

自分が家にいるときも何もしてくれなくて、家のこと、息子のことも全て投げてきて。

自分がゆっくりしているとき、テレビ見ているとき、私は何をしているか、考えたことがあるのかしら。。

ソファーに座っているあなたの横でテレビを一緒に見たことある?

 

 

あちこちと動いてる。

洗濯したり、掃除したり、料理したり。

息子の面倒だって。

 

 

いやいや。

おいおい。

ムカついたんです。

 

 

こういう心ない言葉は、言った本人は忘れているものです。

でも、言われた方は覚えているのですよね。

 

 

育児は会社の仕事と違って、スケジュールが立てにくいです。

昼寝している時間も、大体決まっていたとしても、何かがあって起きるかもしれない。

 

 

 

イメージ通りにもいかないし、思い通りにもいかない。

フレキシブルに対応するしかないのです。

ということはママの時間がなくなるということ。

 

 

一番の理解者でほしい人、一番手伝ってほしい人が、これです。

 

労ってほしいのに。

寂しいですね。

 

 

 

そんな経験をしたママはたくさんいるでしょう。

産後うつになるママの気持ちがよくわかります。

 

 

向き不向きもあります。

ママと同じように育児をすることはパパには無理でしょう。 

 

 

それなら。 

言葉で感謝の気持ちをかけてほしい。

ママがやっていることをちゃんとみて、理解をしてほしい。

育児から逃げないでください。

目の前にいる子供は自分の子供。 

 

 

 

ママが笑顔でいるために。

子供が大きくなっても、ありがとうと言い合えるように。

 

言葉選びは重要なのです。