しつけと暴力の境界線。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

朝は良い天気でしたが。

 

 

でも雲が多くなってきて、日中気温もそう上がらず。

ヒヤッとする気温です。

 

 

 

うちに犬のタイヤがきて、3週間が過ぎました。

まだ1歳になっていない犬のようなので、やんちゃです。

いたずら好きです。

 

まあそれが前の飼い主を怒らせるきっかけになったわけなのです。

 

前の飼い主の家は袋小路にあってさらに奥まったところにあります。

道から、隣の家からも、彼らの家の中も見えないのです。

 

なので、言ってしまえば、一旦家の敷地に入ったら、周りに悟られず、いろいろなことができてしまう。

しかも、彼らは共働き。

日中は誰も家にいないのです。

 

それもあって、今年引っ越したその家の番犬にするために、タイヤを飼うことにしたそうです。

でも、いたずら好きのこのタイヤに堪忍袋が切れたということで。

 

 

 

あの日の朝、うちの主人に、このままでは殺してしまうかもしれない。という電話が入ったようなのです。

 

でも、半年くらい飼っていたのに、誕生日も知らない。

医者に連れていくこともなかった。。

 

もう少し責任を持って飼うことを決めて欲しかったです。

 

 

 

彼女がやんちゃなのは分かります。

今朝も起きてみたら、被害が。

 

 

右のものは、ホース口で水の出方を調整できるアダプターです。

タイヤが噛み切ってしまったせいで、ホース側につけることは無理になってしまい。。

 

すでに、サンダルも食べられたり。

ボールも引きちぎっていたり。

 

色々です。

 

 

 

前の飼い主も、躾けないといけないと思ったでしょう。

どうしたらいいのかがわからず、棒で殴ったり、石を投げつけたり、、暴力で押さえつけようとしたようです。

 

だからでしょう。

タイヤは普通の犬より音に敏感です。

そしてとっても怖がり。

 

 

それでも、うちにきてから、餌を食べるからか、気持ち太ったように思えます。

3週間前は肋骨が見えていたのです。

 

健康的になってきたということでしょう。

 

 

 

犬の躾も、子供の躾もそんなに変わらないと思います。

力で教え込むのには限度があるということでしょう。

 

 

怖い。という感覚だけが残ってしまったら。

しつけたことになりません。

 

 

言葉を発せない犬と人間がコミュニケーションを取るのは難しいです。

でも、家族です。

一緒に過ごしている以上、リラックスして欲しいし、幸せであってほしい。

トラウマを少しでも癒せたらいい。

 

 

 

怒るより。

彼女がそうしないように。

私たちが気をつけてあげる。

 

難しいでしょうが。

なるべく余裕を持って接してあげようと思います。