ニューカレドニアから、こんばんは。
本当に風が強い1日でした。
埃っぽくて、空気もカラカラです。
日本とフランスは、両国間の関係強化のために、フランス領土では初めて、ここニューカレドニアで陸上演習を行いました。
3週間の訓練は、9月30日に終わったばかり。
今回は、350人のフランス軍人と、約50人の自衛隊員が参加しました。
今年は、8月の中旬にニューカレドニア海域で両国の海軍演習をも行っています。
日本とフランスは、今年の5月に海洋と防衛問題において、重要性を再確認したところです。
2013年以来、結びつきは強まっています。
特に、南太平洋での軍事訓練は、中国の勢力を牽制するためでもあります。
さらに、日本は、南太平洋における存在をアピールするために、今年1月、ようやく在日フランス大使館をヌメアに設置したのです。
ニューカレドニアと日本は、明治時代。
ニッケルから関係が始まっています。
世界大戦を挟んでもその関係は大きく変わることなく、友好的な関係を結んでいます。
フランスと同じく、この島が独立することも否定的に考えている日本。
それは死活問題です。
この島に軍事拠点があると言うのは、フランスだけではなく、日本にとっても有効なこと。
南太平洋の島国と友好的な関係を結ぼうと考える国はたくさんあるからです。
やはり、ここニューカレドニアがニューカレドニアらしくいられるために。
ニューカレドニアは独立してはいけないのです。