だから独立は無理なんです。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日ははっきりしない天気でした。

風も強い日が続いているので、静電気にあたったりとで、、少し不快に感じます。

 

なので、天気が崩れるのであれば、湿度が上がって過ごしやすくなるかなと思ったのですが。

パラパラと降るだけで、あまり変わりませんでした。

残念です。

 

 

 

私たちがニューカレドニアの離島、リフー島から戻ってきて、次の日にまたストライキが再開したのですが。

今日で早くも1週間。

 

リフーだけではなくマレ島とイルデパンの空港もブロックされているので、国内線は、ストップしたままです。

ウベアは大丈夫だそうですが。

 

 

飛行機以外に、船という選択肢もありますが、イルデパンはともかく、リフーやマレにはかなり厳しい旅になります。

それでも、運行する日はすでに満席だそうです。

時間がかかっても、行かないといけない人たちが多いのでしょうね。

 

すでに1週間、島に足止めに合っている人たちもいるくらいなのです。

 

 

 

今回も、住民のストライキから始まっています。

島民特典である、回数券の券面は変わらず、回数が減ったことにより不満が爆発したわけです。

 

もともと15000フランで8回使えるものだったのが、5回になってしまった。。。のです。

 

このリフーの新しい空港も、フランスから援助が出ています。

 

 

 

 

先週、ヌメアに戻ってくる際に乗った飛行機は満席でした。

乗客の90%が住民ではないか。と思ったくらい。

観光客は8人程度だったでしょうか。。。

 

 

ということはです。

正規の金額を払って利用する人があまりにも少なくて、国内線航空会社のエアカレドニーは値上げをせざるえなかったということなのでしょう。

 

確かに、15000フランで5回利用できるのであれば、1回につき3000フラン。

それでも、安いでしょうに。

 

 

 

確かに、こんなことは良くあることです。

恩恵を受けている人が反対するから、改善ができないと言いつつ。

前からそうだから。という悪し慣習が多すぎるのです。

 

本気で改革しようと思っていないからでしょう。

 

 

 

定年後の退職金もそうです。

企業によっては、定年後も毎月一定の給料が振り込まれることだったり。

 

 

運転免許証の有効期限がないことだって。

 

 

 

でも、年金が足りないと大騒ぎしているのですよ。

(フランスに借りてどうにかするみたいですが)

 

 

他にも一部の人たちだけが恩恵を受けていることは、たくさんあります。

 

自分さえ良ければいいのではなく、将来を見据えて、全体的な意識改革も含めてやっていかないと、この島自体、破産するということですね。

 

 

すでに、フランスに十分依存しているのですけども。