安心感が違います。

ニューカレドニアから、こんにちは。

 

 

昨夜からようやく、しっかりとした雨が降りました。

 

強い降りではなかったのに、落雷は多かったようです。

気象庁の観測によると、ニューカレドニア国内で、932回もの雷が発生したそうです。

それもあり、朝起きると停電中でした。。

その雨のおかげで朝は気温が落ち着き、肌寒いとさえ思えたほど。

 

このところ30度を越すのが普通だったからでしょう。

今朝の26度でも涼しく感じたというわけです。

 

それでも8時前にはすでに雨も止み。

それなりに雲が残ったので、そのあとはどんどんと気温が上がってきました。

やはり湿気が多いです。

 

 

 

 

 

先日フランス式で入籍した主人と私ですが。

次は日本の戸籍に載せるために、日本の婚姻届を提出しないといけません。

 

 

主人は日本語を書くことができないので、結局、婚姻届は全て私が書くことに。

なんかズルいですね(笑。

 

 

日本人同士で入籍する場合と少し違うこともあります。

 

まずは、入籍の際の証人は必要ありません。

これはすでにフランス式で入籍する際に選んでいるからでしょう。

また、相手が日本人ではないので、本人のパスポートと婚姻受理証明書とその和訳が必要です。

正式な書類になるので、和訳に関しても法廷翻訳者なる人がするものかと思っていましたが、誰でも構わないとのこと。

緩くて助かりました。

この法廷翻訳者に翻訳を頼むのはもちろん無料ではないからです。

 

印鑑も私のだけ。

それでも母印で大丈夫です。

 

婚姻届を指定されたように2枚書いて。

自分の戸籍謄本を合わせて。

 

あとはヌメアにある、領事事務所に提出するだけです。

 

ただ、相手が日本国籍を持っていないので、あくまで戸籍の筆頭者は私です。

 

 

 

 

 

1940年3月にヌメアに日本領事館が設置されたのは、ニッケル移民としてきた日本人のためでした。

1892年から1919年まで鉱山夫としてニューカレドニアに入国した日本人は7000人近かったと言います。

 

でも、1941年12月に真珠湾攻撃で、ほとんどの日本人は強制的にシドニーの収容所に送られたことにより、わずか2年でヌメアの日本領事館は閉鎖されてしまったのです。

 

 

 

それから80年経って。

去年1月よりヌメアに領事事務所が戻ってきました。

観光客の皆さんが集まるアンスバタビーチ、ヒルトンホテル内にあります。

 

 

独立していないニューカレドニアに日本の領事事務所をおくというのは、異例のことですが、中国を牽制するためでもあります。

 

 

 

 

今まで、シドニーの日本領事館の管轄だった、ニューカレドニア

 

それでも、設置されてから日が経っていなくて、規模もそう大きくないし、できることは限られますが、、、

やはり国内に領事館があるというのは、安心感がありますね。

何かあった時の対応の早さは、かなり違うはず。

 

 

観光できた皆さんが、安心してここニューカレドニアで過ごしてもらうためにも。

領事館はあるべきもの。

 

 

こんな小さな島なのに。

フランスから独立もしていないのに。

 

設立に対して尽力していただいた方に。

感謝です。