E型肝炎とは。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

穏やかな金曜日です。

昨夜は綺麗に満月が見えたのに、今日はコロコロと変わる空模様でした。

 



 

 

 

今日、ニューカレドニアの保健機構は、国内でいくつものE型肝炎の症例が出ていると注意を促しました。

 

E型肝炎は、今はまだ治療法が確立していない病気で、衛生状態が良くない国で多くの症例が報告されています。

 

豚や鹿などの野生の動物はE型肝炎ウイルスに感染すると言われています。

その感染した動物の便や尿から野菜や果物、肉。

特に生の肉や内臓によって引き起こされるとされています。

 

 

感染後20日から45日、平均6週間で症状が出てきます。

ウイルス性のもので、吐き気、腹痛、発熱、食欲不振。。

その後に黄疸が出てくるというものです。

 

 

 

患者の体力によって、回復に時間がかかる病気でもあります。

特に、妊婦や高齢者は、合併症などの恐れもあり、死亡するケースもあるようです。

A型肝炎よりも致死率は10%高いそうです。

 

 

やはり、口にするものはしっかりと洗って火を通すこと。

調理を行う際には、手をきちんと洗うこと。

飲料用として安全であるもの以外は口にしないこと。

カットフルーツなども気をつける必要があります。

洗われた水が汚染されているかもしれないからです。

 

 

 

まだ予防接種もありません。

でも、必要以上に過敏になることはありません。

 

自分できちんと気をつけることが重要だからです。

 

 

日本ではコロナが、未だ猛威を振っているようですね。

変に疑心暗鬼にならずに、自分でできることを考えて行動する。

それは同じなのでしょうね。