ニューカレドニアから、こんばんは。
今日から5月ですね。
日本でもいろいろなものが値上がりするとニュースでやっていましたが。
ここニューカレドニアでも同じです。
日本はそれでも優しいです。
全てを事前に、明確にしてくれますからね。
こちらはガソリンやタバコは事前に通知されますが、食料品など他のものに関しては、しれっと上がっていることが多いです。
最近は買い物に行くたびに、驚くことが多いです。
今日、5月1日はメーデーで祝日でした。
労働者の日です。
数日前からスーパーなどにはすずらんの小さな花束が並びます。
ここに並ぶすずらんは、フランス、ナントから空輸されてきたもの。
はるばる、19000キロ以上も離れた街からです。
大きなスーパーは休みです。
ガソリンスタンドと小さな個人商店のみで、ほとんどは休み。
もちろん、郵便局、銀行、市役所なども休みです。
市バスも今日一日運休だったのです。
メリハリがあるというか。
仕事はそこそこに。という感じなのでしょう。
日本人のように定年を過ぎても働こうという人はここにいないでしょう。
62歳から64歳に定年が引き上げられただけで、本国フランスでは大騒ぎです。
「幸せの再来」
「純粋」
聖母マリアのベールに類似しているから。
控えめで可愛らしい花ですからね。
日頃お世話になっている人に、感謝を込めてすずらんを渡すというこの日。
幸運の代名詞であるすずらん。
フランスだけではなくて、日本や他の国でも広まって欲しい習慣です。