ここにもホームレスはいます。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日も変な天気。

強い雨が急に降ったり、晴れたり。

陽が差さないので、どうしても気温が上がりません。

ソーラーパネルもあまり仕事をしてくれていないようです。

 

太陽が恋しいです。

 

 

 

 

 

ここニューカレドニアも、5月1日が休みです。

メーデー、労働感謝の日です。

明日から3連休。

 

 

5月1日は特に注意が必要です。

ほとんどのお店やレストランが閉まってしまうからです。

 

もし社員を働かせる場合は、それ相当の給料を払うことが義務つけられています。

とは言っても、どうしてこんな日に。と拒否する人が多いでしょうね。

 

 

 

 

 

今日のニュースに、ニューカレドニアのホームレスについて書かれていました。

 

ここには500人以上のホームレスの人たちがいると言われています。

大多数はヌメアとその周辺に住んでいるようです。

 

もちろん、年々その数は増えています。

 

 

自分自身で将来像を見つけて、ホームレスから抜けることができるように。

ソーシャルワーカーがシェルターを斡旋したり、医療支援や求職活動などを手伝ってくれたり。

またフードバンクから、ボランティアから提供された売れ残り商品などの食料や炊き出しをも。

 

その辺は日本と同じです。

 

 

 

フランスにはワーキングホリデーの制度がありますが、ここニューカレドニアにはありません。

この国自体の雇用率が悪いからです。

まずは地元人の就職が優先となるから。

 

 

 

 

家がないと仕事を探すのも一苦労です。

仕事を持っていないと銀行で口座すら作れません。

 

 

物価がものすごく高いこの島。

そのくせ給料は安い。

 

やりくりするのも限度があります。

 

 

ホームレスを減らそうと思うのならば。

ボランティアに任せるのではなく、政府が先頭に立って進むべき方向を考えていくのが良いのでしょうね。

今のままでは増えていく一方でしょうから。

 

 

卵が先か鶏が先か。

南の島の人たちも色々と問題を抱えているのです。