まだ物騒です。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

落ち着きそうで落ち着かない、、ニューカレドニアです。

 

 

今日は、すごい強い風が1日吹いていました。

そして曇り空。

気分も落ち込みそうな空の色です。

 



 

夜中に主人の友人から電話があったそうです。

危険な状態だから助けに来てほしい。と。

彼らの家は、うちの3キロ先。です。

昨夜も何かの爆発音が聞こえた方向。。

 

 

うちに避難をさせるのも1つの手かもしれません。

でも、すでに息子の彼女もいて、、食事の面でも一杯一杯です。

収入面でもかなり厳しいし。

 

しかも彼らは大家族。

冷たいでしょうが、簡単にOKは出せません。。

 

こんな感じでまだまだ物騒な夜が続いていて、夜間外出禁止令は10日まで延長されてしまいました。

今夜も主人は警備です。

 

 

 

 

今回、数多くのお店が放火などの被害を受けました。

 

会社がフランス系もしくは社長がフランス人。

独立反対派。

 

これに当てはまるケースが多いのに気がつきます。

やはり狙い撃ちをしているようです。

 

 

例えば、デカトロンはフランスのスポーツ用品店

オリジンシネマは、フランスの映画館会社。

カルフールはフランスのスーパーマーケット。

 

アウディやポルシェ、ルノーも。

マクドナルドも。

ニューカレドニアの会社ではありません。

 

ニューカレドニアからフランスを排除しようとしているのでしょう。

だからといって、ここまで騒ぎを大きくしなくてもよかったはず。

 

 

 

以下の文に誤りがありましたので、訂正いたします。

(6月4日)

 

 

 

今回の騒動のきっかけである、選挙制度改正について、マクロン大統領は国民投票で決めようとしています。

 

これは6月9日にすることで調整しているようです。

なんと、今週の日曜。

本当にできるのでしょうか。

準備などが間に合うのでしょうか。

 

投票はニューカレドニアだけではなくフランスでも行われます。

 

でも、この投票の結果次第では、この騒ぎがさらに続く可能性もあります。

それをわかっているニューカレドニア有権者が、改正案に賛成するでしょうか。

 

ー→ 9日に行われる投票は、ニューカレドニア選挙制度改正案に対してではなく、欧州議会選挙なのです。

なので、この暴動と週末の選挙には全く関係がないことになります。

 

 

間違えを指摘していただいた方に感謝いたします。

 

 



 

それでも、明後日の水曜から、ニューカレドニアの国内線航空会社であるエアカレドニーが、4つある離島へ運行を再開することを発表しました。

まずは1日各島1往復です。

 

それでもヌメアと離島をつなぐ大切な飛行機。

これを回復させない限り、島の生活が危ないからです。

 

少し、明るいニュースです。