ニューカレドニアから、こんばんは。
暴動もほとんど解決しないまま、また週末。
あまりにも多い放火件数に、ニュース番組でさえも数を表示するのを止めてしまいました。
マクロン大統領は、今回の訪問中に、選挙制度改正案の可決を取り下げることはしませんでした。
確かに取り下げてしまったら、暴力に負けたことになるからでしょう。
大統領の判断が、悪い前例になるから、、難しいです。
今日は良い天気でした。
午後に怪しい雲がかかって雨が降るかなと思いましたが、大丈夫でしたね。
でも気温がどんどん低くなっています。
日中でも20度行くか行かないか。
日が暮れたら、8度くらいまで下がる時間帯があります。
昨日から、国内線が再開しているようです。
うちの上空をエアカレドニーの飛行機が飛んできてました。
全ての離島ではないみたいですが、少しづつですね。
それでも、今も花火の音のような爆発音が聞こえてきます。
昨夜は放火された民家もあったようです。
元々の原住民、カナックと言われる人種。
今や、純粋な原住民は貴重です。
異人種間で子供を儲けたりしているからです。
ニューカレドニアの住民は色々な人種が混じっています。
ちなみに、独立派のトップも、先住民でもないバヌアツ系の人なのです。
原住民の人たちが全て独立派かというとそうでもないし、フランス人が全て独立反対派かというとそうでもないでしょう。
人種や皮膚の色だけで判断するのはおかしいということです。
大人がこんな差別をしたら、きっと子供たちに伝染します。
子供たちが学校で差別をしたら。。
色々な人種が集まっているこの社会が成り立たなくなってくるのです。
人間は生まれてくる時に、皮膚の色だとか人種を選べるわけではありません。
同じ親から生まれても、皮膚の色が違うケースだってあります。
悪いことはフランスのせい。
良いことは自分のおかげ。
フランスだって堪忍袋の緒が切れる日が来るかもしれません。
その時に後悔しても、、遅いのです。