ニューカレドニアから、こんばんは。
暴動が始まったのが13日月曜の夜。
それから11日目になります。
非常事態宣言が15日水曜の夜に発令されて。
12日間なので、まだ解除になっておりません。
昨日は、フランスからマクロン大統領がやってきました。
昨日の朝から色々な人たちと意見交換をしたり、ヘリコプターで暴動により変わり果てた街を見て回ったそうです。
予定では今日も。でしたが、深夜ニューカレドニアを離れたそうです。
約18時間の滞在でした。
大統領がここにきて、演説して選挙制度改正案の可決を取り下げるのだろうと思っていました。
取り下げたらこの暴動が収まりをみせるだろうと思ったからです。
でも、それはせず。
お互い、話し合いが必要だ。というだけ。
大統領となれば、過密スケジュールでしょう。
その合間を縫って移動時間も長いここニューカレドニアに来てくれたのは、とても評価ができることだと思います。
蔑ろにしていないということを示すことができたのでしょう。
でもどうせなら、もう少し具体的な案などを提示するなり、、して欲しかったですね。
そして、今日は、来週いっぱいも学校が休校になることが発表になりました。
でも、6月3日からは2週間の学校休暇が始まります。
ということで、学校の再開は早くて6月17日になりそうです。
同じくして、国際空港の閉鎖も、28日の火曜までさらに延期になりました。
今回の騒動で2週間閉鎖となるわけです。
観光客のほとんどは、オーストラリアやニュージーランドへチャーター飛行機で避難ができているようです。
その逆に、ニューカレドニアの住民も、領外で足止めを食らっています。
この分に関してはまだ何も決まっていません。
今回はフランスからの独立支持の中での少数の過激派が起こした放火から始まっている騒動です。
街を行くと、独立賛成派が大通りで道を塞いでいます。
もちろん、独立賛成派の全ての人たちがこんな騒動に関わっているわけではないのです。
でも、家を守りたい、家族を守りたい気持ちは、皆同じ。
今は、賛成派も反対派も垣根を外して、この騒動を収めるように行動をするべきなのだろうと思うのです。
昨日、主人と息子は、家の前に迷惑駐車が多くて困るという近所の人に手を貸して、路肩に岩を運んであげたそうです。
そのお礼にって、今朝、こんなものをいただきました。
何かと思えば、パン生地です。
すでに発酵が始まっていて、、袋から飛び出ているどころか、縛った口からも出てき始めています。
なので、半分を冷凍庫に入れて、半分を焼くことに。
どんどん膨らんできている感じがします。
自分でパンを作ったこともありますが、、
こんなに発酵がうまくいったことがありません。
何が違うのだろう。。
早速、小さく丸めてオーブンへ。
45分くらい焼いたでしょうか。
ガスボトルの残りが気になって仕方がなかったのですが、ね。
(ガソリンスタンドなどで購入できるカスボトルはどこも売り切れ状態です)
うまく色がつかなかったけど、下が固くなりはじめてきたので、オーブンから取り出しました。
まあ卵を塗ったわけでもないですからね。
(卵もない!)
早速いくつか食べてみました。
しっかりとしていて、お腹に溜まる。
おいしかったです。
これにチーズやチョコを乗せて焼いたらもっとよかったな。
残りの半分はそうしましょうか。
主人も息子もパンが好きなので、こんなお礼は、、とても嬉しいですね。
この状況で誰もがストレスを抱えています。
この先の不安も、不足している食料のこと。
未だ外で何かが爆発する音がするし。。
私もなんだか体がだるい気がします。
今夜は早くに休もうと思っています。