ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は木曜ですね。
早くも。
1週間もいまいち何をやったのかで、過ぎてしまっている感じです。
今日はマクロン大統領がフランスから到着しました。
住民全てが歓迎しているわけではない。というのも事実です。
北部では、到着に抗議をして、住民たちにより道路が封鎖されています。
そうですね。
フランスの力を借りたくないと、自分たちで回避できると言っているわけですから、歓迎したくないのは当たり前です。
でも今現在、フランスからの援助がなければ、生きていけていない状態です。
今回の暴動で、いくつかの日本メディアから取材の依頼が入りました。
場所もいまいちだった知らなかったくらいのマイナーな島を、遠く離れた日本から取材するのは大変でしょう。
在ニューカレドニア日本人を捕まえようとするのは、普通だと思います。
でも。
ここに住んでいる日本人は、ほとんどが観光業についています。
いいニューカレドニアのイメージを広めるためには、賛同したいと思っていますが、今回のような悲惨な状況を日本に流すのは躊躇するのです。
もちろん、自分たちにマイナスになりますからね。
その取材にしても、、無料です。
日本のメディアの人たちは会社から給料が出ているでしょう。
芸能人に群がるレポーターもカメラマンも、ボランティアでやっているわけではないでしょう。
でも今回、現場で取材するのは、、ここニューカレドニアに住む一般人です。
メッセージを打つのにも時間がかかります。
通話であったなら、しっかりと調べてからになります。
こんな状況で時間は有限ですよね。
少しでも謝礼として何かあればまた違うでしょう。
モチベーションも変わってくるでしょう。
なので私は、領事事務所なりに取材をしてもらうようにお願いしています。
自分が言ったことに、何か尾ひれがついて間違った方向に解釈されるのが困るからです。
昨今、twitterやSNSなどにおけるインフルエンサーの影響力がどんどん強くなってきているからです。
情報は無料ではありません。
インフォメーションセンターのスタッフでもそれを仕事にしています。
スペシャリストとして、誇りを持って仕事をしているはずです。
それでも、断りきれなかったメディアと少し連絡を取り合いましたが。
間違った情報を流さないように細心の注意を払うこと。
風評被害を出さないように、復興の様子も伝えること。
そして、メッセージでのやりとりだけ了承しました。
メッセージなら、お互い証拠が残るからです。
今日出かけたお店。
棚が空っぽ。
いくらお店が営業していても、商品がなければ、行く意味もありません。
私が買いたい品物は、もちろん他の人も必要なものだからです。
ロータリーに壊れた車が通行を邪魔しています。
バリケードが残ったまま。
車は路肩を走ります。。
マクロン大統領はもう1日滞在します。
明日の午後にでも、何か発表があることでしょう。