貧困率。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

昨夜も強い雨が降りました。

降るとは思いませんでしたが。

 

でも日中は晴れました。

 

 

 

気温が低いです。

日中も日が刺すものの風があるので、寒く感じます。

Tシャツ1枚ではきついです。

 

 

 

今日は昇天祭で祝日でした。

教会にはたくさんの人たちが集まりました。

ちなみに、ここニューカレドニアにはプロテスタントもエホバの神など、色々な宗教が存在します。

 

 

 

 

昨日は恥ずかしい我が家の経済状況を話題にしましたが。

今日のニュースで似たような話題が出ていました。

ホームレスの処遇について。でした。

 

 

ここでの1ヶ月の収入貧困ラインは、87950フランだそうです。

約20%の人たちがこのライン以下で生活していると言います。

うちら家族もこのライン以下になってしまったというわけです。。

 

 

ここにももちろんホームレスはいます。

ヌメア市近郊には約700人もの人たちがいるんだそうです。

またその中でも13%は25歳未満だというのにもびっくりです。

やはり、大麻やタバコ、アルコール中毒者も多く占めるようですね。

 

 

ホームレスの人たちに家を与えるのも策の1つです。

仕事を斡旋したり、自宅に戻れるようにしたり。

医療費の免除があったり。

公共料金の免除も。

独り立ちできるまで色々なことで優遇されます。

 

 

でも難しいのが、ホームレスの人たちだけが貧困に喘いでいるわけではないということ。

どこかで線を引かないといけないのでしょうが、どこで線を引くか。が重要ですね。

 

今、この国で精神科医も不足していると言います。

看護師も同じくだそうです。

だから、ホームレスの中毒患者まで回らないと言います。

 

さらに、看護専門学校で資格をとっても、就職する病院がないと言います。

 

病院が求めているのは、看護師でも経験者だからなのです。

学校をでたての看護師は、人手不足から雇ってもらえないのです。

 

矛盾しています。

人手は欲しいけど、教える暇がないから即戦力が希望。ということ。

 

 

卵が先か鶏が先か。

 

 

この問題をクリアーにするには、かなりの時間がかかりそうです。