この時期に思い出すこと。

ニューカレドニアから、こんにちは。

 

 

先週から接近していた熱帯低気圧がバヌアツを抜けてさらに東に移動しましたが、依然として大気の状態が不安定です。

何度も短い雨が降りました。

 

 

 

 

 

 

週明けから、幼稚園小学校、中学高校などが始まるので、街中は賑やかでしたね。

 

長かったバカンス最後の週末。

ようやく2ヶ月以上もあったバカンスが終わりです。

 

 

 

ここは基本、幼稚園が3歳前後からです。

 

息子は、3月半ばの生まれなので、3歳弱で幼稚園に行くことになったのですが。

彼はそれまで私と日本語で過ごしていたこともあって、言葉が遅く、幼稚園初日でもフランス語はほとんど話せませんでした。

自分の名前すら言えなかったのです。

 

 

で、先生はオムツは禁止。集団生活だから。と。

精一杯トイレトレーニングをしたのにも関わらず、全く進まなかった記憶があります。

カバンの中に入れた着替えが1つで足りない日もありました。

 

先生もかなり手を焼いたと思います。

みんなと一緒にトイレに行く時には、出ないというのに、その後ものの5分もしないうちにお漏らしをする息子。。。

意思の疎通ができない息子に、難聴の疑いをかけられたほどでした。

 

 

卒乳が意外に簡単にいったので、トイレトレーニングもきっとうまく行くと思ったのですが、、

甘かったですね。

 

 

 

トイレトレーニングは、女の子の方が早いと言います。

こればかりは焦ってもどうになることではないのですが、、渦中にいる家族はテンパります。

 

補助便座でトイレができても、オムツを外すとなると難しいという子供はたくさんいます。

どうしても不安なのでしょう。

 

 

息子の場合は初めての集団生活のストレスもあったと思います。

 

 

とはいえ、他の子供ができることが息子にできないというのは、母親としても自信を無くすに十分でした。

きっと私の不安が息子に伝わり、悪循環を起こしていたと思います。

 

 

ずいぶん前からトレーニングをしたにもかかわらず、うまくいかず。

始業日が近くなって余裕がなくなり。

それでも幼稚園が始まっていい方向に向きそうな時に学校休暇が入って振り出しに戻ったり。

 

 

 

 

渦中にいる人たちに、焦らなくてもどうにかなる。と言っても響かないものです。

私も無理だったから。

 

 

 

でも。

その時は来るものです。

 

親より子供の方が成長する速度が速いからでしょうか。

 

 

 

結局、息子の場合。

2月半ばから始まった幼稚園で。

お漏らしをしなくなったのは、、7月か8月ごろ。

永遠に外すことができないのではないかと思ったくらい。

長かったです。

 

 

 

始業のこの時期に。

必ず思い出すこと。

 

息子の長いトイレトレーニングのトンネル。

 

 

もう絶対に頼まれてもやりたくないものです。