ニューカレドニアから、こんばんは。
らしい青空が戻ってきました。
こんなに天気がいいと、疑心暗鬼になってしまいますね。
また午後から崩れるのかな。
大丈夫かな。って。
気温も久しぶりに上がったので、夕立が来てもおかしくないなと思っていましたが、降りませんでした。
長かったバカンスが終わり、学校が始まりました。
今日から新学年です。
バカンス中はあまり天気が良くなかったのに、学校が始まった日からこんなにすっきり晴れると、、子供たちもモチベーションが上がらないでしょうね(笑。
ここでは入学式も始業式もありません。
ちょっとしたオリエンテーションで、その日から授業が始まってしまいます。
味気ないです。
息子の高校では、今日は新入生だけだそうで、高校2年生の息子は、明日からです。
なので今朝は、息子の髪の毛を切りにいったり。
長いズボンを購入したり。
研修先に書類を届けに行ったり。
先週、台風でいけなかったから。
日本は年齢が行くにつれて、学校の学年の数字が増えますが、ここでは逆です。
ここでは、フランス本国と同じで、中学は「6年生」からのスタートです。
中学2年目は「5年生」。
中学は4年制なので、高校1年目は、「2年生」になります。
今、息子は「1年生」ですね。
面白いことに、1年生が最後ではなく、「最終学年」があって、高校の3年制が終わります。
バカロイヤと言われる、高校卒業試験をパスできた人は、次の大学なり専門学校に進む事が出来るのです。
大学は4年制。
専門学校は2年。
ちなみに、小学校は5年制です。
ここは数字ではありません。
日本では高校生というと、学校帰りに友達とカラオケ行ったり、クレープ食べに行ったり。
はたまた部活に精を出したり。
アルバイトしたり。
と華やかで楽しいイメージがありますが。
実際、日本のテレビ局から、ここの高校生の放課後について映像が欲しいと言われたことがありました。
フランス領だし、おしゃれな高校生活を送っていると考えたのでしょう。
でも、かなり違います。
基本、家族が車で送り迎えになります。
家族が迎えに行けない場合は、自分で市営のバスを使ったり、学校指定のバスを使ったり。
寄り道するタイミングがありません。
アルバイトは17才からてきますが、放課後にする子供はいません。
たいていのお店が19時頃に閉まるので、夕方からの数時間では、必要ないのです。
学校での部活も、ここにはありません。
私も高校生の時は、学校から最寄りの駅まで歩く途中、よく寄り道しました。
雑貨のお店に立ち寄ってみたり。
ケーキ屋さんでお茶してみたり。
ピザ屋さんの食べ放題に行ってみたり。
本屋さんで立ち読みしたり。
友達と学校帰りに過ごす時間が楽しみだった気がします。
それにしても、このコロナ渦での学校。
去年と違って感染力の強いオミクロン株がこちらでも流行しています。
無事に1年完走できるでしょうか。