ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は雲が多い1日でした。
パラパラと雨が降ったりで、安心できない天気でした。
トントゥータ国際空港がある、パイタ市。
国際空港から約30分。
観光客の皆さんが泊まるホテルと国際空港の真ん中くらいにあるところの、ビラ博物館の敷地内に臨時オープンした農村博物館。
まだ資金繰りの問題もあって、完全に完成していないものの、今日、イベントが行われました。
ニューカレドニアの開拓者の生活と、そこからの険しい道のりなどをいろいろな展示物と合わせて紹介していて、とても興味深いです。
開拓者たちに敬意を払って。
1853年にフランス領になって。
1892年には日本からの移民受け入れが始まりました。
この時はニッケルの鉱山夫として、日本だけではなく、ベトナム、中国、インドからも。
この人たちは5年という任期を終えた後、ニューカレドニアの農業の基礎を造ってくれたのです。
果物や野菜、お米の農園。
コーヒー農園も。
牧場もそう。
そんな今日のイベントは。
コーヒー農園から試飲会。
コーヒー摘みに参加することも。
特産物や植物を販売するスペースだって。
軽食を販売するお店や。
子供たち用の遊具や動物ふれあいコーナーも。
風鈴作りや馬蹄でモニュメントを作ったり。
ミュージシャンも参加して賑やかな1日になったようです。
こういう地方のイベントを定期的に開催してみたら。
もう少し子供たちもここニューカレドニアの歴史に興味を持ってくれるのではないかと思うのです。
こんな人たちの頑張りがあって、今のニューカレドニアがあるのですから。