ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はとても風が強い1日でした。
空気が乾燥しているので、喉もカラカラしています。
うちの裏手は市営のグラウンドなので、海風がそのままやってくるのです。
遮るものがないから。
庭のライチの木もその風に揺られてしなっています。
小さな花が風に飛ばされていますが。。
心配です。
私の日本の友人の娘さんが妊娠したそうです。
ようやく安定期に入ったとか。
私の息子がまだ18歳だからイメージが湧きませんが、、自分の年齢を考えたら、友人の娘さんが出産してもおかしくないくらいなのでしょうね。
彼は同期で同僚でした。
シャキシャキと仕事をこなす姿は、とてもかっこよかったのを覚えています。
彼は、私が日本で一緒に働いているときに幼馴染の女性と結婚。
そういえば結婚式にも呼ばれた記憶が。
確か、その5年後くらいに娘さんを授かったと聞いています。
でも、つい3年ほど前に奥さんを癌で亡くして。
だからこそ、娘さんの妊娠は嬉しいはずです。
友人ももうすぐおじいちゃんですね。
彼女は初産です。
聞くと、この安定期に入るまでの道のりはかなり厳しいものがあったそうです。
まずはつわりがひどかったこと。
つわりがひどいせいもあって、妊娠の事実を喜べず。
その気持ちがまた自分を不安定にさせての悪循環。
体重も落ちて。
母親が亡くなってしまったから、相談もできず。
そうこうしているうちに、自分の体が母親になっていく。
日に日に変わっていく自分の体型を受け入れないといけない。
自分の体なのにそうじゃないような感覚。
つわりで食べることもできない現状で赤ちゃんが育っているのかと思う気持ち。
赤ちゃんのために食べないとと思う焦り。
出産に対しての不安。
子育てに関する不安。
産後の体型に関しての不安。
ホルモンバランスが崩れるおかげで鬱の症状が出ることも。
気持ちがついていかないのでしょう。
わかります。
多すぎる雑誌やインターネットの情報に惑わされて。
自分で自分を追い詰めて、母親失格とか。
確かに、情報は一般論です。
知識とは少し違う。
普通だと言われている範囲から外れていても、不安になることはないのです。
普通。が重要ではないから。
妊娠は病気ではないから、つわりは怠け病だ。と軽くみる人も多いですが。
つわりを軽くみてはいけません。
食べ物を受け付けないことにより、体力がなくなったり、体重が減って入院をする人さえいるのです。
いつ終わるかわからないつわりと戦って。
赤ちゃんは大丈夫なのかと考えすぎて。
出産の激痛に耐えて。
自分の体もボロボロなのに、新生児の世話がすぐに始まるし。
母親って偉大なのです。
自分の子供のためなら、なんでもできてしまう。
でもママはいつでも不安なのです。
皆、初めては不安なのです。
妊娠中も、子育て中も。
大丈夫そうに見えるのは、ただ強がっているだけ。
やはり頼れるパパに心のうちを見せるのがいいでしょう。
ママが一人でできることには限度があります。
パパだけではなく、周りを上手に頼りましょう。
「普通」や「平均」にとらわれることなく。
自分のペースで。
ママの気持ちは赤ちゃんに伝わります。
不安な気持ちも、悲しい気持ちも、楽しい気持ちも。
赤ちゃんのためにもママの不安な気持ちが少しでも和らぐように。
笑顔でいられるように。
何か手伝いができないかなと思っています。