大学内の託児所。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

昨日よりもライチの花が増えた感じがします。

これだけ全ての花が実になったら。。

稀に見る豊作でしょうね。

 

 

 

 

今日から学校が再開しました。

2週間の休暇の後です。

息子はその前4週間が企業研修だったので、、6週間ぶりの学校でした。

 

普通なら、学校が始まると渋滞も始まるのです。

 

息子の学校はうちからすると下り方向なので、送り届ける分には渋滞にかち合うことはほとんどありません。

息子をおろしてから家に戻るまで上りになるので、渋滞にはまるのですが、、、今日は楽勝でした。

 

フランスの学校休暇もまだ続いているので、休みをとっている子供たちも多いのでしょうか。

案の定、息子の友達も皆が登校していたわけでもなかったようです。

 

 

 

それにしても。

7時過ぎから家事がスタートできるのは嬉しいですね。

天気も良かったので、大物も洗濯できたし。

あれこれと張り切ってしまいました(笑。

 

 

 

今日のニュースで、とても興味深いことが書かれていました。

ニューカレドニア大学での、ことです。

 

ニューカレドニア唯一の大学である、ニューカレドニア大学。

そこで、毎年、それなりの数の女性が、妊娠出産育児のために、大学を中退しているという事実。

 

将来の夢を叶えるのに、子供が足枷になるのは良くないと考えています。

でも、子供と学校とという選択を迫られた時。

 

ほとんどの母親が子供と選択するでしょう。

子供の発育は待てないからです。

 

 

そのために立ち上げられたのが、プチキャンパスと名付けられた、大学内の支援システムです。

大学の中の託児所だったり。

ベビー服やオムツ、離乳食の提供だったり。

若い母親のためのワークショップを開催したり。

 

この取り組みには、赤十字も賛同しています。

とても良い支援だと思います。

 

 

 

確かに、大学内とはいえ、子供を託児所に預けて授業を受けるのは大変なことでしょう。

でも、力になってくれる人たちがいるという安心感は、母親だけではなく、子供にも良い影響を与えてくれると思うのです。

まだ若い母親、不安になることばかりでしょうから。

 

 

 

 

大学生に限ってのことではありません。

 

 

私も出産休暇を得て仕事に復帰しようと考えましたが、妊娠前の仕事に戻ってほしいと言われ、復帰を断念した経緯があります。

妊娠中は特別扱いできても、出産後は皆と同じように。ということでしたね。

 

赤ちゃんがいては、夜勤が普通に回ってくる仕事はできないと考えて、辞めることにしたのです。。

 

今更ですが、、会社側が少しなりの配慮をしてくれていたら。

息子を預けてでも仕事を続けていられたでしょうか。

わかりません。

 

 

 

 

 

赤ちゃんが誕生するということはとても幸せなことです。

でも、おめでたいことなのに、疎まれてしまうのです。

妬みも入っているでしょう。

 

女性の社会進出がその国の発展に必要不可欠と言われているのにも関わらず、母親の負担が大きすぎるのです。

 

子供は、幸せの象徴であるはずなのに。

 

 

 

この託児所が。

若い母親の心の拠り所になるといいなと思ってます。