ニューカレドニアから、こんばんは。
早朝に強い雨が降りました。
主人と息子の三人で家を出るときも、少し降っていましたが、その後風が強く吹いたからでしょう。
青空が出て来ました。
でも風が強かった!
春一番かと思いました!
風が嫌いなドラ。
ビュンと吹いた途端に、走って家の中に入って来ました。
キッチンのバケツに直行(笑。
そんなに風が怖かったのかしら?
今週は「避妊を考える週」だそうです。
望まない妊娠。
これは、ニューカレドニアでの16歳から25歳までの妊娠の53%を占めるそうです。
半分以上ですね。
性という問題をタブーにするのは簡単です。
でも、その結果、理解が進んでいない子供達が増えてしまう。
高校ではそんな講習を受ける時間があるようです。
でも高校からではなく、もう少し小さいうちから自然にこの話題について話す必要があるのでしょう。
かといって、家族間でする話にしては重すぎます。
昔、「14才の母」というドラマがありました。
若くして母親になるということ。
相手のこと。
家族のこと。
周りの目。
自分の体のこと。
それぞれの葛藤がよく表情に出ているドラマ。
最後は、皆前向きに頑張っていく姿が見えて、テーマが重いながら光が見えました。
妊娠は神秘です。
奇跡です。
とても喜ばしいことです。
でも、母親がまだ心の準備ができていないときに。
結局は、女性の負担になってしまうのです。
男性側は直接の被害がないから、避妊に対して無責任になりやすいのでしょう。
産まないと言う決断をしたら。
体の傷だけではなく、心にも傷を負う。
堕ろせばいいと簡単にいうけど、簡単じゃない。
産むとなると、家族のサポートも必要に。
妊娠出産は発育しきっていない子供の体にはかなりの負担になります。
帝王切開なら大丈夫とも言い切れません。
無防備な性交渉。
これが問題なのです。
お互いの同意があっても。
避妊に対して男性に任せっきりにするのではなく、女性が主体的に使用できる避妊方法をきちんと知っておくことが大事です。
性交渉はリスクがあるということ。
避妊にしても、100%避妊できると思わないこと。
命の重みも考えるいい機会なのでしょうね。