原子力発電所とニューカレドニアの未来。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

まだ朝晩は寒く感じますが、、日中はポカポカと春先のような気温でした。

雲が夏雲に変わってきているように思えます。

 

 

 

息子の友人がきていてリビングを占領していたので、猫のドラは庭でくつろいでいました。

 

 

 

8月15日、明後日は被昇天祭で祝日です。

火曜なので、間に挟まれた月曜もお休み。

銀行、郵便局などと公共機関は休みになります。

 

でも大きな祝日ではないので、一般企業にとっては至って普通の日です。

 

 

 

 

 

ニューカレドニアで2030年ごろを目安に原子力発電所を造る動きがあります。

規模の小さいものを2基だそうです。

 

まだ確定はしていませんが。

 

 

ここの電気の供給は、不安定です。

発電所がないからとも言われます。

電化製品が壊れるのが早いのは事実です。

 

 

でも、市民へ安定した電気の供給のために発電所を作るわけではありません。

 

脱炭素化のため。

ニッケルの生産を安くすませるため。

 

 

 

エネルギー起源で排出される二酸化炭素のうち、半分以上が企業関係です。

 

もちろん、私たちが生きていくには、電気やガスなどのエネルギーは必要です。

そのエネルギーを作り出すためには、大量の二酸化炭素を排出する石油や天然ガス、石炭などの燃料が使われています。

それを二酸化炭素の排出を伴わないエネルギー源に変更することで脱炭素化を目指すというのです。

 

未来の地球環境を整えるためです。

 

 

でも、原子力発電があれば、脱炭素化が実現するのでしょうか。

原子力発電所を持つ他の国はどうなのでしょう。

そんなに簡単なことなのでしょうか。

 

 

フランスも国内にいくつもの電子力発電所があります。

それは人口も領土もあるから。

 

 

ニューカレドニアは本当に小さな島です。

人口も260000人と少ないです。

 

いくら、ニッケル工場に供給するためにでも、原子炉2基、必要なのでしょうか。

産業廃棄物に関してはどうするつもりなのでしょう。

 

 

 

まだ少し時間があります。

まだ問題は山積みです。

メリットもデメリットもあるでしょう。

 

色々な側面からもこの問題をじっくりと検討してほしいですね。