人間の自己満足の末。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

気温が低いからでしょう。

今夜はとても綺麗な星空が広がっています。

南十字星も4つのうちの1つがいつもは見えにくいのに、今夜はきちんと見えていますね。

 

 

日中も良い天気でした。

 

 

夕焼けもキレイでした。

 

 

 

 

今日のニュースで、今年初めにヌメア・アンスバタビーチでサメに襲われて大怪我をしたオーストラリアの女性のインタビューが出ていました。

 

あれは1月29日。

宿泊のホテルのビーチから100mと近い距離で襲われた彼女。

 

異変を感じたスタンドアップパドルで遊んでいた人に助けられて。

それからもう半年が過ぎ。

 

彼女は18回もの手術を受けました。

皮膚、神経、筋肉の移植手術。

 

そのおかげもあって、回復傾向にあるようです。

もちろん、彼女が過酷なリハビリを受けているからでしょう。

 

今でも入院中で、家族の元に戻れるのは、週末だけなのです。

 

 

 

彼女はインタビューの最後にこう言いました。

 

なぜ、こんなに多くのサメがヌメアの海にいるのか。

きっと科学的な根拠があるはずです。

人間は、この場合サメを攻撃的な動物と見做して攻撃、殺して、自分たちが優位にあることを示しています。

これが最良の方法なのでしょうか。

 

原因を追求して、理解しようと歩み寄る姿勢を見せない限り、この騒動は終わらないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

サメの殺処分は、人間の自己満足でしかないということです。

 

これからニューカレドニアもベストシーズンへと入っていきます。

 

その時に、安心して、海でビーチで遊べるように。

お互いにwinwinになるような。

 

 

そんな解決策を見出すのは、簡単ではないでしょう。

でも、政治家の頭の堅いおじさんたちだけではなく、子供から大人まで色々な人たちから広範囲に意見を吸い上げることができたら。

 

きっと見つけることができるのではないかと思うのです。

 

やはりサメも。

地球で生活する仲間なのですから。