ニューカレドニアから、こんにちは。
昨夜雨が降っていましたが、それほど強くはなくて。
今朝はまた良い天気になってしまいました。
晴れが続くと、そろそろ雨が降って欲しいと思い、、
雨が続くと晴れてくれないかな。と空を見上げる。。
ないものねだりです。
うちの庭には、2本のライチの木があります。
その2本は、10mも離れていません。
でも。
違うのです。
1本は、すでに新葉や蕾が出てきています。
でも、片方は。
ほとんど動きがないのです。
面白いものです。
似たような環境にあっても、全く同じにはならないということです。
それは子供達にも言えること。
私は3歳上の姉といつも比べられてきました。
姉が優等生で、いつも両親の話題の中心にいた気がします。
いつの間にか、私は姉の勉強の邪魔をしないように、ビクビクしていた気がします。
それは家だけではなく。
学校でも同じ。
いいお手本がいるのだから。と先生にも言われ。
姉の名前を出すのも嫌でした。
兄弟姉妹を同じように愛するのは難しいと思います。
子供たちにそれぞれ違いがあるように、愛し方も変えていかないといけないからです。
でも。
それは子供達にはあまりよく映らないことが多いのです。
例えば、95点で怒られる姉。
90点で褒められる私。
両親は私のレベルに合わせて褒めたり怒ったりしてくれたのでしょうが。
姉としては面白くないでしょうね。
逆に、姉は勉強ができる。という先入観で見られた私は、プレッシャーになってしまう。。
どうせ私は出来が悪いですよ。とひねくれるわけです。
小さい頃からそんな両親を見ていたせいで、2人目には消極的でした。
同じように可愛がることができるか、、不安だったから。
親だって人間です。
相性もあるでしょう。
接し方に性別の違いもあるでしょう。
でも、一番身近にいる親だから。
その愛情が同じであることが、子供たちの心を満たすこと、安心感につながるのです。
兄弟姉妹にやきもちを持つこともない。
慌てる必要もない。
不安になることもない。
そんな大きな愛情に包まれること。
親がどっしりと構えることですね。
子供は、親の態度に思ったより敏感だからでしょう。
主人と2人の娘の関係を見てても、私には息子一人がちょうどよかった。と思うのです。