垣根を越えて。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

夕方、息子を迎えに行く時、車のラジオから興味深いニュースが流れてきました。

 

エアカランとエアカレドニーのコードシェアについてです。

 

エアカランはニューカレドニアを拠点とした国際線航空会社。

エアカレドニーは同じく国内線の航空会社です。

 

 

 

この話は随分前から出てきていました。

確か、、8年は前だと記憶しています。

話し合いが持たれたのが、2年前くらいだそう。

かなり時間がかかっています。

 

 

 

普通コードシェアというと、同じ路線で協力しあって。というイメージです。

国際線と国内線で全く違うニューカレドニアでのコードシェアは少し違うみたいです。

 

 

 

エアカランの国際線チケットを購入する際に、同時に国内線の予約購入ができる。

乗り換えがスムーズに行く。

どちらかが遅延したりキャンセルになった場合の影響も最小限にとどめることができる。

販売力を強めることができる。

 

その他にも。

 

 

ここニューカレドニアの国際線空港と国内線空港は離れています。

普通であれば、車で40分くらいでしょうか。

ここの移動手段は各自の手配になるようです。

 

いずれ国際線空港で、国内線を飛ばすことをも考えているのです。

確かに移動する手間が省けます。

 

 

 

例えば、日本からのお客様は。

日本からヌメアへの国際線は、今の所昼便なので、国際空港に深夜の到着です。

ここから国内線で移動するのは無理です。

でも、帰りです。

 

ヌメアから日本への便は、深夜出発です。

今まで帰国日に国内線を予約することはタブーでした。

前日にはヌメアに戻ってきて、1泊して。。

 

でも、同じ空港に乗りつけることができるのなら。

同じ日に移動ができるということになります。

ギリギリまで離島で過ごすことができる。

 

これは、大きなメリットでしょう。

 

 

 

1つ問題になることは。

国際線空港近くにホテルがないということ。

 

日本から深夜到着して、空港近くのホテルに泊まって、朝早くに離島に出かけることができる。

遅延が起きた時には、空港近くのホテルに滞在すればいい。

 

 

いろいろな選択肢ができるわけです。

 

 

個々のニーズに応えることができるように。

臨機応変に。

航空会社の垣根を越えて。

 

1つの会社ではできることが限られる。

2つの力を合わせたら。

絶対に可能性が広がる。

 

 

 

この場合は、どんな形に可能性は広がっていくでしょうか。

化学反応を楽しみにしたいと思います。