ニューカレドニアから、こんばんは。
昨夜から雨はずっと降り止まず。
屋根を叩く雨の音がうるさかったからなのか、何度も猫のドラが夜中起こしに来ました。
いつもと違って金切声で鳴きわめいて。
眠れず、、散々でした。
そして雨はまだ続いています。
午後になって風も強くなってきました。
大きな低気圧が通過中です。
雷もくる予想です。
ずっと降っているのがわかります。
フランスに住む友人が、詐欺の被害に遭ったようです。
まあ大きな被害にならずでよかったのですが。
最近、多いようですね。
この友人の場合、知らない人からFacebookの友達申請があって。
なんの気なしに了承したそうです。
何回か世間話をする間に、相手の男性は好意があることを伝えてきたそうです。
君にプレゼントを贈りたい。受け取って欲しい。
と言われたものは、なんと、、
ランボルギーニ!!
彼女はあまり興味がないからと断ったそうですが。
どんどん話を進めていったのです。
今はドバイにいる。
これから、君の車を船に乗せる。
受け取ってくれ。
これだけではない。
マイアミに家を買ってあげよう。
もうすでにいくつかの候補があるんだ。
君が苦労しているのを聞いて、絶対に幸せにしたいと思った。
君は幸せにならないといけないんだ。
結婚しよう。
彼はランボルギーニの車がコンテナに乗るところの写真も彼女に送っています。
これが君の車!っていう感じに。
そんなお金持ちが自分にどうして興味を持ったんだろう。と初めは不思議だったものの、ロマンチックな言葉を並べたその男性を、だんだん信用していったそうです。
彼女はフランスでそんなレベルの高い生活をしているわけでもありませんでした。
お金に苦労しなくてもいい。
ありがたいことです。
降って沸いた話に、神様からのご褒美だと。
何度目かのやり取りで、税関にランボルギーニを引き取りにいくように言われました。
もちろん関税を払わないと受け取ることができない。
自分はドバイにいて、君と一緒に受け取ることができない。
その分のお金はもちろん返すから、iTuneカードで支払ってもらえるか?
急に出てきたiTuneカードというキーワードに、彼女は不信感を覚えます。
車を引き取るのに、なぜ、AppleのiTuneカードが必要なのか。
急いで、と言われ、まずはiTuneカードを購入したそうですが。
でも不安に思って、番号を伝える前に、税関に連絡したそうです。
今日届くという、ランボルギーニの確認です。
自分の名前で届くはずのランボルギーニ。
そんなものいらないと言ったものの。
くれると言うなら。
もらう権利はあるわけだし。
もちろん彼女宛に車が到着するわけがありません。
ようやく、これが詐欺だと悟った彼女。。。
相手側もあの手この手と考えています。
どうしても、アジア人は引っかかりやすいのでしょうか。
メッセージが来たFacebookのアカウントは偽のもの。
無関係のお金持ちのおじさまのものでした。
確かに、このお方なら、ランボルギーニもサクッと買えそう(笑。
でも既婚者ですよ、彼。
結局、彼女はお金持ちにはなれませんでした(笑。
男運が悪いから私。
仕方ない。と。
お金は沸いてくるわけでもない。
降ってくるわけでもない。
幸せも沸いてくるわけではありません。
高望みせずに、地道に地道に。ってことですね。