ニューカレドニアから、こんばんは。
今日も昨日と似たような天気でした。
それでも太陽が差した時間は、昨日より長かったように思えます。
そろそろ雨の心配をすることない日が来るといいのですが。
久しぶりに今夜はとても綺麗な星空が広がっています。
天の川もはっきり見えます。
今年の1月。
息子が頭を殴られたことを記事にしました。
公園で息子が友達2人と、buletoothスピーカーで音楽を鳴らしていたら。
酔っぱらっていた若い男性に殴られたこと。
この男性は、息子と同じ中学に通っていた問題児でした。
息子は後頭部と側頭部を殴られています。
友人の一人は眉間。
加害者といえど、未成年でした。
もちろん法で守られます。
警察で調書をとって、被害届を出したけど、それで終わりかな。と思ってました。
そしてそんなことも忘れかけた今日の午後。
裁判所から電話が入りました。
5月31日に裁判が行われます。
裁判の召集令状をメールで送ります。
被害者だった3人とその保護者は、行かないといけません。
もちろん、加害者とその保護者もです。
今回の加害者は、こんな軽犯罪を何度も繰り返しているよう。
なので、今回は裁判にかけられることになったわけです。
きっと未成年だし、罪が軽くなるから。という軽率な気持ちがあると思います。
1回ならともかく、何度も繰り返していて良いことではありません。
日本の場合は、14歳から20歳の間に犯罪を起こした場合は、原則的に、保護処分の要否を決める、家庭裁判所の少年審判手続きの対象になります。
民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられても、この20歳のラインはそのままです。
それでも、14歳以上はいずれにしても罪を償うことになります。
フランスでは、暴力、略奪、破壊行為などの軽犯罪の年齢が年々下がってきています。
刑事責任を問えるのは13歳以上です。
家庭環境はここもフランスでもとても複雑です。
罪を犯した子供に対してのケアも一筋縄ではいかないでしょう。
それでも家族が親身になって寄り添っていかないと何も解決できないでしょうね。
男の子だし、ある程度の怪我は仕方ないでしょう。
でも、いまだ、息子の後頭部は膨れています。
骨の形が変わってしまったようです。
こんなになるまでの力で殴られたというのを考えるだけで恐ろしいです。
裁判の日は5月31日火曜です。