ニューカレドニアから、こんばんは。
今日はとっても風が強い1日でした。
朝から晩までずっと。
本当に強かったです。
海もかなり白波が立ってました。
先週末もまた交通死亡事故が発生しました。
この島は交通事故の発生率がとても多いです。
フランス、パリより事故率が高いとも言われています。
交通手段が車以外ほとんどないので、きちんと比較できないかもしれませんが。
主人はダンプトラックの運転手です。
タイヤが12個ある大きなダンプトラック。
日本では走ることができないサイズのものです。
今朝は、そんなに道が混んでいるわけでもなかったのに、乗用車がトラックの前に無理な割り込みをしてきたそうです。
でもそこまでのスペースはなかったようで、トラックにぶつかったそうなのです。
主人はジェスチャーで止まるように指示したそうですが、、
もちろん、ダメージがお互い、あったでしょうから。
でも、相手の車は逃げてしまったようです。
しばらく主人も追いかけたようですけどね。
トラックやバスの前に割り込むのは本当に危険です。
どうしても大きなタイヤを持つトラックですから、小回りが効きません。
いくつものミラーがありますが、死角も多いのです。
バスはもっと悪いです。
どうせスピードを出せないから、大丈夫。
ぶつかりそうだったら、ブレーキ踏めばいいじゃん。
そうではありません。
確かに法定速度は違います。
でも、基本、大事な荷物を運んでいるのです。
例えば、主人のトラックの荷台にたくさんの小石が乗っていたとします。
乗用車が危険な割り込みをしたせいで、ブレーキをかけたトラックが横転してしまったとします。
そうなったら。
横転したトラックを直すためにクレーン車が派遣されるでしょう。
トラックが大きなダメージを受けていたら、レッカー車も派遣されるでしょう。
道路に転がった石を片付けるのに、ショベルなどが必要になるでしょう。
そのために通行止めになるでしょう。
この他に、トラックの修理代、ガードレールなどを損壊していたらその修理代もしくは交換費用、道路の清掃代。
もちろん派遣されたクレーン、ショベルカー、レッカー車代など。
その石を注文した人にも迷惑がかかるでしょう。
ドライバーだけが怪我をする問題ではないのです。
コンビニなどに荷物を運ぶトラックの場合は、荷崩れなどにより、使い物(売り物)にならなくなった場合、損害が大きく出てきます。
精密機械を積んでいたら。
損害はとんでもない額になるでしょう。
なので、トラックのドライバーたちは、なるべく急ブレーキを使いたくないのです。
大きく車間距離を取っているのは、そのためなのです。
今ではドライブレコーダーも普及していますから、言い逃れができませんよね。
前だけではありません。
後ろにピタッとつくのも止めましょう。
もし、トラックが急ブレーキをかけてきたら、どうでしょう。
大きいトラックの前で何が起きているのかもわかりませんから、乗用車はトラックの下に入り込んでしまいます。
それでも十分な高さはありませんので、恐ろしいことになります。
本当に危険です。
主人のトラックのガソリンタンクとバンパーには、乗用車のペンキの色がついていたそうです。
擦ったくらいの事故で本当に良かったです。
無理な割り込みは本当に危険です。
煽り運転もです。
マナーを守って、安全運転。
周りに優しい運転をお願いします。