ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は1日はっきりしない天気でした。
午後には強い雨も降ってきました。
でも、20分ほどで収まって。
そして太陽が顔を出したり。
また雨が降ってきたり
よくわからない天気でした。
こんな天気だからでしょう。
今日もまた庭のマンゴをいくつか収穫することができました。
今日はブラックフライデーですね。
元々この起源はアメリカから。
11月の第4木曜の感謝祭の翌日。
1961年に始まり、1975年には大きく広まったと言われています。
感謝祭の売れ残りセールから始まったわけですが、、今ではクリスマス、年末商戦の始まりですね。
フランスへは、2013年ごろ。
ここヌメアでも、5年前くらいからでしょうか。
いくつものお店が参加するようになってきました。
ヌメアの中心部ではかなり道も店も混雑したようです。
コロナでお店を開けることができなかった数週間に抱えた在庫を処分するにはとても良いタイミングなのでしょう。
でも、消費者にはとても嬉しい大型セールですが、、
フランスでは、あまりよく思われていないのです。
ブラックフライデーの安売りにより、製造業者や小売業者への収入減を心配して、と言うのですが。
セールに期間中かなり忙しくなるのに、その分のボーナスが支払われない。
お店は儲かるのに、どうして従業員まで還元されないのだ。と言うことも含まれています。
この週末に集中してしまう人々の動きや大量消費のせいで、環境問題にまで発展する問題だとか。
毎年ブラックフライデーをボイコットする動きが大きくなってきています。
政府にまで懇願書が出されているくらい。
ブラックフライデーを行う大企業から中小企業を守るためにと、ブラックフライデーの禁止を求めているのです。
やはり、禁止するのはかなり難しいでしょう。
すでに浸透してしまっているから。
そうは言っても、今はネット社会です。
フランス国内でブラックフライデーが禁止されたとしても、ネットで開催しているセールに消費者は動くだけでしょう。
そこまで規制はできないでしょうからね。
フランスは色々な側面から権利を主張する社会です。
そこが日本とは大きな違いなのです。