ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は天気が下り坂と言ってましたが、薄雲は多いものの、まずまずの天気でした。
湿気はありましたが、気温は言うほど上がりませんでした。
息子は急に友人の家に泊まることに。
明日はその友人の家の庭の芝刈りを手伝うそうです。
さっき、ゲーム機などを持って出かけて行きました。
息子がいない夜はいつぶり?
うーん。
義両親とオークランドに行った去年1月以来です。
先日、息子の日本のパスポートをこのコロナ渦で取得したので、覚書きとして記録しておこうかと思います。
ここ、ニューカレドニアには日本の領事館がありません。
日本にも、ニューカレドニアの大使館はありません。
日本ではフランス大使館がニューカレドニア内全ての業務を引き受けています。
ニューカレドニアのビザ関係もフランス大使館で。です。
フランス領ニューカレドニアですからね。
ニューカレドニアに住む人たちの出産届や在留届、パスポートの更新などは、基本シドニーの総領事館が請け負っています。
それでも、戦前はニューカレドニア内に在日領事館があったのですよ。
日本からニッケルの炭鉱夫として移民が多かったから。
コロナの前までは、シドニーから領事さんが定期的に出張してきてくれていたのです。
もちろん日本で帰国の際に取得する人もいました。
その辺は色々選択ができましたね。
私も、前回はシドニーの出張領事のタイミングが合わず、オークランドの日本大使館へ出向いて手続きをしたのです。
ちなみに、届出などはどこの総領事館でも問題ありません。
でも、今は。
国際便が欠航になっているために、シドニーに行くことも、日本にも帰れませんし。
シドニーの領事さんがここニューカレドニアに来ることも困難です。
代替え策として、期間限定で、シドニーの旅行会社が請け負ってくれることになったのです。
JTBと HISがです。
シドニーの旅行会社の人が代理人として、申請書を持って大使館に出向いてくれ、受け取ってくれ、こちらまで送付してくれるのです。
その旅行会社にも代理手数料を払わないといけませんが、飛行機代から考えたら安いものです。
9月末に切れるので、8月頭から準備をし始めました。
もちろん、息子は16歳で成人前ですので、5年のパスポートのみの取得です。
今は日本のパスポートの申請用紙は手書きではないのですね。
コンピューターから入力してからダウンロード。
楽ですね。
申請するによっての必要な書類は。
1)パスポートの申請書。
2)写真。
これらは日本で申請するのと同じです。
3)フランスのパスポートのコピー。
パスポートのコピーは、ただ個人的にコピーをするだけでは信憑性がないということで、原本とコピーを持って、近くの市役所で間違いなくオリジナルのコピーであることを証明してもらいます。
市役所でハンコと、その人のサインをもらうのです。
領事館では、ヌメア市の市役所で。と言われましたが、どこの市の市役所でも問題ありませんでした。
日本国籍の人は滞在許可証のコピーになりますね。
ヌメアの出生証明書(コピーした人のサイン付き)でも良いのかと思いましたが、こちらでは却下されました。
4)代理人申請のための交付時出願免除願書。
シドニーの旅行会社の人に提出と受け取りを頼むので、そのための書類。
日本の戸籍と同じ名前で申請です。
息子の場合、それに加えて、主人の名字も別名併記という形で入れてあります。
それにしてもヘボン式ローマ字が日本の正式なローマ字というのもおかしなものですね。
申請書の表書には、息子の名前でもヘボン式に。
中のページで非ヘボン式に直すという、二度手間でした。
今は日本人でもいろいろな名前があるのですから、ヘボン式に拘らなくても良いのに。と思ったのでした。
また、領事館から確認の電話が入ると言うので、息子にきちんと答えられるように教え込んでましたが、、結局電話もきませんでした。
かかった金額はと言うと。。
5年のパスポート代 151A$
ヌメアまでの送料 47A$
旅行会社への手数料 132A$
合計330A$でした。
支払いはクレジットカードもしくは海外送金です。
ヌメアからシドニーまでは、普通郵便を使って、2週間ほど。
シドニーからヌメアまではTNTを使って、10日ほどかかりました。
コロナ渦でなくても、こんなやり方も悪くないと思ったのでした。
でもシドニーの旅行会社の担当者の対応があまり良くなかったのが、、残念でしたね。
今回、5年ぶりのパスポート申請でしたが。
中のページがずいぶんきれいになっているのにはびっくりしました。
日本らしいデザイン、とても素敵です。
次、息子が日本のパスポート申請をするのは、21歳の時。
基本、2カ国の国籍を保留できるのは22歳まで。
その時、どうなっているでしょう。
このパスポートであちこち行ける日が早くきますように。