子供たちの将来を考えたら。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日もすこぶる良い天気でした。

そろそろ雨が恋しいです。

 

 

良い天気が続いているので、水着売り場も賑やかになってきています。

私が今持っている水着も5年くらい経つので、、今季こそは新しいものを購入したいな。と密かに思っています。

 

女性用の水着は、日本と違ってシンプルなものが多いので、購入にも勇気が入ります(笑。

 

そうそう、ここではビキニも上下バラバラに販売していることが多いですね。

サイズが上下で違う人たちのために。

トップレスの人たちのために。

 

日本のようにパレオもショーツも付いているセットはほとんど見られないです。

なので、水着はヌメアで買おうと思わず、日本であらかじめ購入されてくださいね。

 

 

 

午後になったら風も雲も出てきました。

おかげで昨日より幾分涼しく感じます。

 

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ピンクのプルメリア

 

 

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18時の月。空はまだ明るいです。

 

 

 

ニューカレドニアの独立を問う第3回目の国民投票は、12月12日。

1ヶ月を切りました。

 

コロナ渦ということもあり、この投票日をずらすことを審議されてきましたが、このまま予定を変えずに行うそうです。

 

 

 

この日に備えて、フランスから続々と選挙管理委員会の人たちがやって来ます。

第一便は今夜だそうです。

 

どちらに転んでも起こるだろう暴動のため、フランスから警察や機動隊の応援部隊も多くやって来ます。

 

そんな人たちで、パリから東京を経由してここヌメアに入る飛行機はいっぱいでしょうね。

 

 

 

 

街中をいくつもの戦車が通ったり。

フランス本国の警察の車が列をなして走ってみたり。

あちこちでの検問。

緊張が、緊迫が、走ります。

 

 

警備に当たる人が、警察がフランスから応援に来ていても、治安は悪くなるでしょう。

暴動、強奪、、、

色々と予想されます。

 

 

次の日にあたる月曜から、学校は夏休みです。

暴動で通行止めも予想されるから、今年は1週間早めに夏休みに入るのです。

 

 

投票結果に恐れをなして、すでにフランス本国に向けてここを出国している人たちもいます。

 

 

 

 

変わっていくのがいいのかもしれません。

変わっていかないといけないのかもしれません。

 

そう簡単に変わることができないのが現実です。

縛りがありすぎます。

 

 

 

今回の投票は、1988年に独立に向けて協議したヌメア協定の内容とはかなり違っての独立可否です。

あの時は自由連合という形で半独立。

今は完全な独立を目指すようです。

 

 

 

でも、コロナのことにしても、何にしても。

この国はフランスに頼りすぎです。

 

フランスから独立して1つの国としてやっていけるかどうか。

まず無理でしょう。

 

 

 

そんな時に手を差し伸べるのはきっと中国だと思われます。

インフラは充実してくるでしょう。

見返りはニッケルでしょうね。

 

その後は、良い意味でも悪い意味でも、この島の良さが消えると思われます。

 

 

 

そして、一番心配なのが子供たちの将来。

フランスで勉強する、就職するという選択肢が消えてしまいます。

ユーロ圏内でのパワーも使えなくなるのです。

 

これはかなり大きいですね。

 

 

 

 

選挙権を持つ大人は、責任重大です。

 

まずは子供たちの笑顔を守るために。

後悔しないような判断を。

 

 

 

 

12月12日日曜日。

投票後、同日開票です。

未明にははっきりすると思われます。

 

 

 

 

私たちも、最悪のケースを考えて行動をする時期が来ているのかもしれません。