子供たちの将来を考えると。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は日中良い天気になりました。

でも気温は低かったので、お昼ご飯はドリアを作りました!

 

f:id:mikomiko85:20210610152759j:plain

ブロッコリーとベーコンのドリア。

 

オーブン料理は体が温まりますね。

 

 

 

夕方から雲が多くなってきました。

f:id:mikomiko85:20210610152755j:plain

薄ーい雲が出てきています。

 

うーん。明日は崩れるのでしょうか。。

 

 

 

 

 

この国の独立をめぐって、国民投票が今年12月12日に行われると、先週の水曜に決定がなされてから、なんだか動きが強まっている様な気がします。

 

2年ごと、3回の国民投票の末に。と言われていたこの国の独立問題。

 

1回目は2018年。

2度目は2020年。

 

3度目は2022年にするものだと思っていましたが。

フランスのマクロン大統領の意向もあって、今年に決まったようです。

 

これには、大統領自身の任期が関係していると言われています。

2017年5月より現在の職についていますから、2022年5月までになるでしょう。

シラク大統領から、人気は7年から5年になっているからです。

 

自分の任期中に、独立を阻止して、次の選挙に弾みをつけたいのだと思われます。

 

 

 

 

12月12日です。

半年後です。

 

1度目も2度目も、独立反対派が勝利を納めました。

2回とも、思ったより差が出ませんでした。

 

 

3度目はどうなるでしょうか。

今度は前回の選挙から1年ちょっと。

 

そして、これが最後の国民投票です。

全てこれで決着がつくということになります。

 

 

f:id:mikomiko85:20210610152922p:plain

ニューカレドニア、カナックの旗。

 

今はまだフランスの旗と、このカナックの旗と並行して使っています。

独立後はこの旗が国旗になるはずです。

 

1998年のフランス政府と結んだヌメア協定で、将来的には独立できる様に体制を整えることを合意したはずですが、、

20年超えても、準備ができたとは思えません。。

 

 

 

 

独立することになってもしないことになったとしても。

どちらにしてもその将来は平坦ではありませんね。

 

 

 

確かに、いつまでもフランスに依存しているのもどうかと思います。

 

でも独立した暁には、南太平洋の平和の構図が変わってきてしまうでしょう。

中国が今か今かと待っているから。

 

 

中国の投資力はものすごいものがあります。

その分発展するでしょう。

経済に余裕が出てくるでしょう。

 

 

でも、その見返りに大きな犠牲を払うことになる。ということです。

その大きな犠牲や代償を、永遠に払い続けないければならない国々が、すでに多くあるのです。

 

確かに新しいことに挑戦する時、リスクはつきものですが。

 

 

 

一時の感情ではなく、子供たちの将来を考えて。

この国を背負って立つ子供たちが困らないように。

 

 

今年12月12日。

難しい局面になりそうです。