個性を受け入れよう。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

今日は1日変な天気でした。

午前中は強く降ることもなくしとしと降って。

午後にはとりあえず雨は止みましたが、いまいちでしたね。

 

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なんとなく青空が見えるけど・・・

 

昨日、一昨日ととてもよく晴れたのに。

急に天気が崩れると、気分も、、滅入りますね。

 

 

 

今朝は、主人の友人の元気がないというので、呼んで一緒に朝ごはんを食べることに。

いつも穏やかなその友人。

主人と正反対です(笑。

 

彼はゲイです。

でも別に変わりません。

ちょっと、なよっとしているようにも思えるけど、、気にしない範囲です。

ゲイには優しい人が多いと言いますが、その通りだと思うのです。

気配りが上手ですね。

 

 

ありがとう。

心配しないで。

大丈夫。

 

何度も言ってくれました!

やはり嬉しい言葉です!

 

 

 

このニューカレドニアには、カナックと呼ばれる先住民が約40%、フランス人系が約30%を占めています。

その他に、隣の国、バヌアツ、ワリス、フツナからの人々、タヒチインドネシアベトナム人・・・。

第二次世界大戦前にニッケルの炭鉱夫として日本から渡ってきた人たちの子孫も、アルジェリアから流刑されてきたアラブ人の子孫も。

 

 

自分と違う肌の色の人、自分と違う髪の毛の人。

どちらが多数とか少数とかの問題ではなく。

人間は外見だけで判断できないのです。

 

 

 

息子の友人に片目の男の子がいます。

別に息子もその辺は気にせず。

毎日彼の顔を見ていると思うのに、どっちの目が見えないのか、とっさに出てこないくらい。

普通に接している証拠だと思います。

 

彼の場合は生まれつき。

染色体異常でしょうか。

確率の問題です。

 

うちの息子もそんな症状が出てきてもおかしくなかった。

でも出なかった。ただそれだけです。

 

 

ここには色々な人がいるから。 

 

だから他人を尊重する、個性を大切にするわけです。

他人からしてみたら、自分もちょっと変わった人になるわけだし。

自分の物差しがあっているとは限らないし。

 

 

 

だからこそ。

ここでの生活に、見栄を張ることはありません。

等身大の自分を受け入れてもらう。

飾ることがない自分を。

 

 

他人を尊重する。

そうすれば、いじめも仲間外れもなくなるはず。

 

いじめは、競争社会の産物でしょう。

でも、闘争心がないということは、向上心もないということになりますから、困ります。

 

 

上手くバランスをとること。

自分を受け入れてもらうために、周りを受け入れるために。

自分の個性をも受け入れて。

心を広く持って、 外見だけに惑わされないような人間に。

 

 

 

 

そんな話を息子としていたら。。。

 

安心して、ママ。

僕は見た目より、中身重視だから。

ママの顔のシミなんて気にしないから。

 

 

ぐさっ・・・。

この子は優しいのか、意地悪なのか。

わかりませんね。

口に出さなくてもいいのに。。

 

 

 

息子にはもう少し、、教えていく必要があります(笑。