ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は一日すっきりしない天気でした。
一応、青空も見えましたが、基本曇り空。
パラパラ雨が降ったと思ったら、夕方、虹が出てました。
息子の学校の1年も昨日で終了しました。
おかげで今朝は少し寝坊ができました。
息子は中学最終学年。
ここの学校は2月半ばに始まって、12月半ばに終わります。
ヨーロッパとも日本とも、、スケジュールは違います。
季節が同じではありませんからね。
今年は2月半ばに始まってすぐにコロナの影響で1ヶ月ほど休み。
今月に入って、ストライキが大きくなってしまったので、イベントも中止。
なんだか、あっという間だったような気もします。
あとは最終試験が来週、月火にあるので、そこを超えたら、終わりです。
ここでは卒業式も修了式も。
入学式も始業式もありません。
味気ないですね。
気が引き締まる思いがするのに。
これが当たり前だと思えば、そう違和感もないのでしょうけどね。
それでも、大した距離ではないとはいえ、毎日息子の学校まで送り迎え。
自分でも良く頑張ったと思います。
お昼を家で食べますから、1日4往復してました。
ここの学校のシステムは、3歳からです。
年齢の区切りは6月から5月まで。
5月生まれの子供は、2歳と9ヶ月で学校に行くことになります。
逆に7月生まれの子供は、3歳と7ヶ月で学校です。
新学年は2月半ばからだから。
この時期の成長は差が出ますし、学校に入るので、おむつも禁止です。
かわいそうな気もします。
実際、うちの息子は全くおむつ離れができていませんでした。
3月生まれの息子は、入学当時、2歳と11ヶ月。
5月生まれだったら、どうなっていたのかと思いますね。
3歳から3年間は義務教育ではありません。
でも、今ではほとんどの子供が3歳から入ります。
学校に行かない場合は、国民保険からの補助が出ないからというのもあります。
世帯の年収によって、補助金の金額が決まります。
小学校は5年。
中学は4年。
高校は3年です。
大学は、その専攻によって年数が変わります。
中学に入ると、6年生です。
中学最後は3年生です。
日本とは逆の考え方。
でも、7年生はありません。
6年からスタートです。
高校に入るとそれは続いて、2年生、1年生
3年目は、最終学年です。
ここで高校卒業検定があるわけです。
いくら高校の成績が良くても、卒業検定に合格しないと、次の進路に大きく影響を及ぼします。
良い成績をとると、履歴書に書くことができます。
息子は来年2月から高校生。
楽しく高校生生活を送ってもらいたいですね。
自分で時間のコントロールもしてもらいたいものです。
さて、今日も、まだストライキが続いています。
大きなランドアバウトをブロックして。
バリケード立てて。
ヌメアからの輸送トラックが通れないために、北部はガソリンの供給が止まっている街もあります。
薬が届かず、薬局、医者が閉めざるえない街も。
アルコールの販売をも止めた街さえあります。
明日の午後から週末は、全国的に購入することができません。
ニューカレドニア全体で、武器の持ち運びを禁止する条例も出ました。
ピストルなどの銃だけでなく、ナイフなども禁止です。
そのかたわら、道路の片付けも行われています。
この辺の片付けは消防署の担当です。
道路に土が盛られて、行く手を塞いでいます。
ここは普通の道なのに。
月曜には開通させるようにすると市長もコメントしていますが、根本的に解決なるかどうかはわかりません。
この分なら、まず無理でしょう。
いつまでもダラダラとブロックされるのも困りますが、納得のいく方向をしっかり話し合って決めてもらいたいものです。
子供たちの将来のために。