ニューカレドニアから、こんばんは。
薄い雲が残っていますが、特に木星は明るく見えます。
今日は、冷凍庫の片付けを兼ねて、パッションフルーツのシロップを作りました。
うちの庭にあるパッションフルーツ、数年前まで1年に一度、12月ごろのみの収穫でしたが。
人工授粉させることにより6月と12月の2度収穫できるようになりました。
やはり6月ごろは気温が落ちるからでしょうか。
蜂などが来てくれないために、受粉がうまく行っていなかったようです。
日本名で時計草という花。
その名の通りです。
人工授粉と言っても簡単です。
雌蘂に雄蕊の花粉をつけてあげるだけです。
2日後には実となる真ん中の部分が大きく膨らんできます。
花が咲くタイミングがバラバラです。
咲いているのを見たら、なるべく早めに受粉の手伝いをしてあげるといいですね。
時間が経つと、雄蕊の花粉が乾いてきてしまうからです。
花は、5月ごろ。
緑の実が大きくなって、ワイン色になるといい感じ。
黄色に色づく種類もあります。
収穫は、6月から7月にかけてですね。
でも、1つの実もあまり大きくないので、中身もさほどありません。
くり抜いては冷凍庫に入れて。
貯まったら、シロップを作ります。
解凍したパッションフルーツをミキサーにかけて、種を砕きます。
そのあとは濾すのです。
あらかた種を除くことができたなら、火にかけます。
砂糖を入れて、焦げないようにかき混ぜながら溶かせば出来上がりです。
水はもちろん、保存料や着色料も一切入れてません。
今回は3リットル弱のパッションフルーツの液に2キロの砂糖を使いました。
粗熱が取れたなら、消毒したガラス瓶に入れて、おしまいです。
そしてできたのがコレ。
早速友人に500ミリリットルをあげました。
シロップですので、水に薄めて飲むのが普通ですが、ヨーグルトやパンにかけても美味しいですし、白ワインと混ぜても美味です。
そして、残念なことに、日本とニューカレドニア間の定期便は10月24日まで運休が決まりました。
ニューカレドニアの島の人々はコロナを忘れて生活を送っています。
マスクをしている人ももういません。
でも、やはり観光客がいないととっても寂しい。
ホテルも送迎関係の仕事をしている人たちも、失業保険で賄っている状態です。
私も、ガイドの仕事がここまでなくなるだなんて、思いもしませんでした。
いつの日か。
また観光客が戻ってくる日が来ますように。
堂々と、海外旅行ができる時が来たならば。
ぜひ、ニューカレドニアを思い出してくださいね。