離乳食として

ニューカレドニアからこんばんは。

 

 

今日はなかなかに変な天気でした。

雨が降りそうだけど、降りません。

1日中厚い雲が覆っています。

このあと遅くなって降るのかしら。

 

 

 

あちこちでマンゴの花を見かけるようになりました。

この辺は観光客の皆さんが泊まるホテルから少し離れていて田舎なので、庭にマンゴの木がある家も少なくありません。

 

 

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濃いピンクのマンゴの花。甘い匂いがします。

 

 

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しばらくすると、小さな実が出てきます。これが9月ごろ。

 

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これがヌメアでは一般的なマンゴの形。 いい色をしてます。



 

 あれは、まだ、息子が1歳になる前。

その時は主人の親戚の敷地のアパートに住んでいた時。

その敷地には幾つものマンゴの木がありました。

 

夕方になると、仕事から戻ってきた親戚のおじさんがマンゴを収穫して、敷地内に住む家族にお裾分けしてくれたのです。

 

 

でも、私個人は。

マンゴにはあまりいいイメージもなく、どちらかといえば、嫌いなフルーツでした。

まあ日本でマンゴというと、ものすごい高いフルーツですものね。

 

 

でも、あまりにもたくさんのマンゴをもらうので。

ある日、息子に離乳食としてあげることにしたのです。

息子にあげて、その後自分も食べてみたら。

なんか、甘くて美味しいじゃない。

 

イメージが変わったのでした。

 

 

もちろん息子も甘いマンゴをパクパク食べてくれました。

繊維質も多いですから、快腸快腸。

 

離乳食にマンゴ。

これはとっても良いアイディアだったのです。 

 

 

 

でも、そうして数日がたち。

ある日、左手に不調を感じたのです。

 

 

うーん。

痒い。

 

私の左手の。特に指。

ぶつぶつ赤くなっているじゃないですか。

気になると、痒い痒い。

搔いちゃうのですよね。

 

しまいに、左手だけでなく、顔にも、足にも、お腹にも。

 

 

そこから、さらに経ってから。

原因がわかりました。

 

初めに痒くなった時からどのくらい経っていたでしょうか。

1ヶ月は経っていたでしょうね。

その時に気がつけばよかったのですが、、

気がつくのが遅過ぎました。

 

 

痒さの原因は、、なんと、マンゴだったのです。

正真正銘のマンゴアレルギーになってしまったのです。

 

それもわからず、痒みが出てからも切って息子と食べていた私。

はあ。

無知とはこのことです。

 

 

マンゴは漆科のフルーツです。

白い汁が問題です。

 

これがアレルギーを起こす原因だったのです。

 

 

やはり免疫がなかったのでしょうね。

私の体に。

直にマンゴを左手で持ち、ナイフでカットしてました。

急にマンゴを触ったり、たくさん食べたものだから、びっくりしたのでしょう。

 

 

で、私のマンゴアレルギーは、、

結局、食べるのは問題なし。

でも触ると発症する。というものとわかりました。

 

ちなみに、息子は全く問題なし。

やはり小さい頃からの免疫がものをいうのでしょうか。

よくわかりませんが。

 

 

今では、収穫したマンゴをカットして冷凍して。

ある程度の量になったら、ジャムを作ります。

 

水を添加物をも全く使わずに、作るマンゴのジャム。

友人たちに配ります。

もちろん、素手で触らずに、ビニール手袋をはめてです。

 

 

 

マンゴにはいくつかの種類があって。

同じ種類であっても、木によって味が違うのも面白いのです。

 

そして、マンゴはデリケートなフルーツ。

収穫する際に落としてしまったりすると、、不味くなります。

 

 

なので、ヌメアでマンゴを買う時。

きちんと見定めてからがいいですね。

朝市なら、いくつかのお店を回って、形の違うものも試して見てください。

 

甘いものであったり、エキゾチックな味がしたり。

 

その辺の違いも試してもらいたいものです。

 

 

ちなみにマンゴの旬は、12月ごろから始まります。

丸っこいマンゴが出てくるのは少し後。

1月ごろから。

 

 

ぜひ、ベストシーズンにヌメアへ。

そしてマンゴの食べ比べを堪能してくださいね。

 

 

いつでもお待ちしています。