フランスへ。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日の明け方。

逮捕されたCCATの幹部の数人が、軍機によりフランスへと移送されました。

フランスで法の裁きを受けることになります。

 

これは、圧力や不正を防ぐため、冷静に証言を引き出すためでもあります。

 

 

 

殺人未遂

放火

窃盗

器物損壊

 

この1ヶ月ほどで起きたこと全てに関して、唆した、もしくは指示をした疑いです。

 

 

 

今日通った、被害を受けた獣医。

1軒先は、電子タバコなどを扱う、タバコショップ。

同じく壊されて盗まれています。

 

 

 

今日も、今回の逮捕、移送のニュースが流れたあと、異を唱える人たちで暴動が起きました。

道路を封鎖したり、建物に火をつけたり、車を燃やしたり。

警察が撤去するとまた再設置されたり。

 

 

あまりにも多くの被害を受けました。

彼らの拘束にしても、3週間ほど早くできていたら、と思わないでもありません。

 

 

 

 

そして、フランスのエマニュエルマクロン大統領は、再建のための援助を金額的な譲歩も含めて条件付きで了承しました。

 

直接被害を受けなかった事業が共倒れしないように。

暴動を沈静化すること。

再建と復興に責任感を持って取り込むこと。

また、以前から続いているこの島の経済状況を悲観して、改革を行うこと。

 

 

 

生産基盤に深刻な影響を与えたこの暴動。

過激派幹部の逮捕、フランスへの移送で決着がつくでしょうか。

いや、もう少しかかるでしょうね。

 

 

きちんとした判決が出たら、また不満を爆発させるでしょう。

 

 

 

 

今も何かの爆発音が聞こえてきます。

あちこちで騒がしくなっているようです。

 

ただ静かな夜がきて欲しいだけなのです。