行き着くところには光があるのだろうか。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

昨夜は、近所の警備ボランティアに参加してきました。
金曜の夜ということもあって、参加している人が多かったので安心でしたが。

男性軍、、私が参加した20時ではほとんど出来上がっていて。

やはりここの人はお酒に弱い人が多いのだなと思ったのでした。

 

これじゃ、警備というより、宴会です(笑。

なんかあった時に動ける人はどのくらいいたのかしら?

 

 

寒いので、火を囲んでの警備です。

 

 

 

水曜にCCATの幹部が逮捕されて。

昨夜も彼らの保釈を求めてまた過激派たちが暴れたようです。

 

ある中学の敷地内に侵入して職員宿舎などを放火したり。

市の警察署を包囲してみたり。

離島では空港の滑走路に焼けたタイヤが投げ込まれたり。

 

今朝はデモ行進もあちこちで行われました。

車線を使って大きな音楽をかけて行進しているので、警察と衝突したり。

大きな旗を長い棒にくくりつけ、振り回して歩いたり。

反対車線を通る車を棒で叩いたり。

 

 

 

前進したと思えば、後退して。。ですね。

 

 

彼らの拘束時間は最大で96時間。

明日の朝で切れてしまいます。

 

なので今朝、彼らは裁判所へ身柄を移されました。

 

 

 

フランスから多くの軍隊や警察がニューカレドニアに入国しています。

ここまでの飛行機代とか、ここでの生活費も補助金やらもフランス国民の税金が使われています。

 

暴動からすでに1ヶ月が過ぎて。

そろそろ成果を問われる頃でしょう。

11人の逮捕劇はその成果を見せるために十分かもしれませんが、、

目的は逮捕ではなく鎮圧なのです。

 

 

 

彼らが指示をしたのかどうか。

その場合は、どこまで責任を問うのか。

 

 

 

 

1984年にも暴動が起きました。

この時は独立支持派のトップが裏切り者に暗殺されています。

 

 

行き着くところはどこなのでしょうか。