ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は4連休最後の日。
天気はまずまずでした。
今日のニュースにこんな記事が載っていました。
ニューカレドニアの交通事故についてです。
とても事故率が高いこの島。
どうしても交通手段が限られてしまうからでしょう。
事故の原因として、飲酒運転、そしてスピードの出し過ぎ。
そして大麻も関係している事故が多いです。
ニューカレドニアの人たちは、アルコールに弱いと言われています。
染色体の問題だとか。
政府はこれまでもアルコールの販売規制をかけてきました。
ビールを含め、アルコールを冷やしての販売は禁止にしたり。
水曜の午後や土日は専門店以外でのアルコールを販売禁止にしたり。
アルコールを購入する際には年齢確認をすることだったり。
それでも、一向に効果がなく、事故は減りませんでした。
それもそのはず。
ホームパーティの後やレストランやバーでお酒を飲んだ帰りに、自分で車を運転して家に帰ることは禁止されていないからです。
ビール1缶も安いです。
コカコーラより安いのです。
18歳以上というバーの低さもあるのかもしれません。
大麻にしてもそう。
法律上で禁止されていると知っていても。です。
交通事故の半分で大麻も絡んでいると言います。
周りがやっているから大丈夫とかで流されてしまうのも、中途半端な罰則だからかもしれません。
毎週末、必ず死亡事故が起きているのが現実です。
この記事にあるように、検問を強化するのも必要でしょうが。。
やはり運転する人たちの自覚と責任。だと思うのです。
車はとても便利なものですが、使い方を間違えると凶器にもなります。
一瞬でその場に居合わせた人たちの人生を狂わせてしまう。
私は、妹を交通事故で亡くしています。
スピードの出し過ぎで電柱にぶつかった車。
後部座席にいた2人は即死でした。
それから、母は笑わなくなりました。
今までそばにいた人を失うことがどんなに辛いか。
確かに、罰則が緩くても、守る人は守る。
厳しくても、守らない人は守らないでしょう。
このくらい大丈夫。という油断が命取りになる。
責任は重いのです。