9月からさらに。。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今朝も部落のある地区に警察と軍警が介入しました。

昨日のところとは別の町です。

ここは普段でも警察が入り込めない無法地帯なのです。

 

 

その衝突で撃ち合いになり、1人の男性が死亡してしまいました。

彼は12台の車を盗んだ疑いがかけられていました。

その他にも、放火による器物損壊、武器を使った暴力行為等。

彼は1年前に出所しています。

 

 

今までも軍警は、平和的に紳士的に対応しています。

彼らは銃も携帯していますが、よほどのことがない限り、人に対して使うことはありません。

40年前の暴動を教訓にしているから。

今回もドローンも使いながら、慎重にバリケードの片付けを行っているのです。

 

少なくても大通りは、皆が安心して通れるようになって欲しいのですが。。

 

 

 

 

 

そして今日、ショッキングなニュースが入ってきました。

ニューカレドニアの国際線航空会社であるエアカラン。

 

2ヶ月に及ぶ今回の暴動のせいで、経営的にも苦しくなってきたこともあり、9月からしばらく東京便の運休を決めたというのです。

 

 

7月8月については週1便程度に減便。

そして9月からは運休となるようです。

となると、、復活は年内にできるのでしょうか。

 

 

コロナの時期の借金も残っているようですし、、よほどの経営難なのでしょう。

 

今まではヌメアからパリに出かける際に、東京経由が一番速いルートでした。

今ではシンガポール経由でパリに行くこともできます。

選択肢があるわけです。

 

乗客が少ないのに、1機飛ばすのももったいないということなのでしょうね。

 

東京だけでなく、他の都市も減便になっています。

 

 

 

暴動が始まった時は、放火があちこちで行われて、悲惨でした。

で、2ヶ月後。。

余波が今になってやってきています。

 

 

 

日本への直行便が消えるというのは、ショックですね。

観光客が見込めないということ。

 

ホテルもかなり苦戦を強いられているようです。

暴動が終わった時に、体力が残っているホテルはいくつあるのか。

 

現実は本当に厳しいです。