学校が再開したけど、完全復帰には程遠い。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

 

 

今日は午前中は良い天気だったのに、夕方から急に変な天気になり、雨が降り出しました。

 

 

 

2週間の学校休暇が終わり、子供たちが学校に戻る日にちでしたが。

こんな暴動の中、、全ての学校を再開させることはできませんでした。

 

学校自体が破壊されたり放火されたりしたところが多く、結局各市長の許可が出たところのみ。ということになったわけです。

ちなみに、ヌメア市内では46の公立学校がありますが、許可が出たのは21校のみ。

 

また1つのヌメアの中学校は完全に破壊されて再開する目処も何も立っていません。

780人もの生徒の転校先を探すのはとても困難だと思われます。

 

 

学校のバスも市バスも運休のまま。

市バスが再開するのは9月ごろになりそうだと言われています。

道の破損も激しいからです。

 

学校によっては給食も出せないところも。

学童保育ができないところだって。

 

例えば、うちの前の通りは小学校と中学校への近道になります。

でも暴動があってから閉鎖されてしまいました。

その分10分ほど余計に歩かないといけません。

 

 

 

学校が始まれば、少しは冷静になるのかなと思ったのですが。

同じように昨夜も今夜も、爆発音が聞こえてきます。

 

 

子供たちはきちんと眠れているでしょうか。

学校が破壊されているのを見て、ショックを受けないでしょうか。

人種差別によるいじめが学校で起きないでしょうか。

勉強ができる環境なのでしょうか。

 

 

 

 

暴動が収まっていないということもあります。

 

学校の問題1つにしても課題はまだまだたくさんなのです。

気が遠くなるほどです。

 

それでも、子供たちを守らないといけませんね。