ミッションローブとは。

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日もいまいちの天気でした。

雨もパラパラ。

 

我が家がある地区は、観光ホテルが並ぶアンスバタ地区から離れています。

約20キロくらい。

 

山がすぐ近くにあるので、雨が多いのですが、、それでも多いですね。

ちなみに、海はすぐ裏手です。

 

 

 

 

今日のニュースで、ここニューカレドニアの先住民の民族衣装である、ミッションローブについて書かれていました。

 

 

ミッションローブというのは、女性の民族衣装です。

ハワイではムームーというドレスがあるでしょう。

それのニューカレドニアバージョンです。

 

 

 

色々種類がありますが、、

 

こんなのだったり。

 

 

こんなデザインだったり。

 

 

ムームーと違って胸から下がフレアータイプになっています。

 

 

 

約170年前にイギリスの宣教師が持ち込んだドレスが、ミッションローブの元になったと言われています。

 

当時の先住民は腰に簡単に布を巻きつけただけで生活していました。

そのために女性の体を守るために、ドレスを与えたと言います。

その当時のドレスは、首から足首まで体全体を隠すものだったようです。

 

 

そこからここの女性の体型に合わせて、形が変わっていきます。

進化を遂げるのです。

 

レースがついたり、ボタンをつけたり。

授乳しやすいような工夫がされたり。

ゆったりとした作りになったり。

 

生地にも流行があります。

 

 

イギリスの宣教師は、このドレスをニューカレドニアだけではなく、太平洋のほぼ全域に普及しました。

その形はその島ごとに違った進化を遂げていくわけです。

その島の気候により。

その島の先住民の体型にもよって。

 

 

 

 

そして今。

ここニューカレドニアの女性にとって、ミッションローブは生活の一部になったのです。

 

 

 

きっと、ミッションローブを着たたくさんの女性たちに会うことになるでしょう。

この島のアイデンティティです。

 

 

ルームウエアとして、お土産にいかがでしょう。

妊婦の方へもおすすめです。