ニューカレドニアから、こんばんは。
今日は雨が少し降ると言う予報でしたが、雨の気配もありませんでした。
風が強く、その分雲が動きすぎたのでしょうか。
真面目に風が強かったです。
今日、少し散歩をした時に、大きなニアウリの木を見つけました。
ニューカレドニアではとても一般的な木です。
この白樺みたいなニアウリの木は、天然の殺菌消毒作用があり、自生している地域は空気がきれいと言われるくらいです。
インフルエンザなどの伝染病が流行らないとも。
ユーカリに似た、とてもフレッシュな匂いがします。
ユーカリと同じ、フトモモ科ですから。
大量のニアウリの葉を圧力をかけて熱して、蒸気で蒸留したものが精油になります。
精油は風邪や虫除け、傷の治療などに、昔から用いられてきたものです。
先住民の知恵ですね。
今ではアロマテラピーにも。
小さな瓶に入った精油は、どこでも購入することができます。
薬局でも、スーパーでも。
ニューカレドニアの会社、パシフィックナチュレもいくつもの種類のニアウリの商品を出しています。
もちろん、日本で買うより安いですよ。
お土産ものとしていいかもしれないけど、どうやって使ったらいいかわからない。と言う人もいるでしょう。
殺菌効果もありますから、いろいろな使い道があります。
例えば。
カーゼに数滴オイルを垂らして、靴の中に入れておきましょう。
次の日の朝には、すっきりリフレッシュです。
風邪をひいた時には、コップにお湯を張って、数滴垂らしましょう。
枕元においておくだけで、蒸気を吸収することにより、翌朝には喉の痛みが取れていることでしょう。
トイレの嫌な臭いや車の中のこもった臭いを取るためにも使えます。
生ゴミや排水溝の臭いにも、数滴垂らすと良いでしょう。
またシャンプーの中に一滴でも入れると、髪の毛の洗い上がりがすっきりして気持ちいいですね。
ヌメアではニアウリの石鹸も販売されています。
オイルはちょっと難しい。と思われる方に、殺菌作用のある石鹸はおすすめです。
コロナ禍のこのタイミングにも良いですよね。
他には飴やシロップ。
お酒もあります。
トントゥータ国際空港より少し北に行ったところ、ブールパリと言う町に、ニアウリ工場があります。
以前、「鶴瓶の家族に乾杯」で、竹内結子さんが訪れていました。
2014年8月に放送されたもの。
小さな工場ですが、オイルを作る工程などをオーナー自ら説明してくれます。
ニアウリだけではありません。
サンダルウッドやタマヌ。
日本では珍しい植物のオイル。
アロマテラピーに興味のある人にはとても面白い工場かと。
私も、このテレビの影響で、何組かのお客さまをご案内しました。
横には作ったものを販売しているお店があります。
日本に帰国した後も、ニューカレドニアの風の匂いを感じながら、思い出に浸ることができる。
ニアウリ効果をぜひ。
オススメです!