バカロイヤの合格率

ニューカレドニアから、こんばんは。

 

今日は気温が下がって、過ごしやすい1日でした。

とはいっても30度は超えたので、暑いことは暑いですが。

週末は33度前後だったので、今日はましでしたね。

やはり気温が高いと体力を消耗します。

 

 

うちの近くのマクドナルドに新しい広告が出てました。

あ、マクドナルドのMcは、フインランドとかの言葉で息子さんを指すんだそうです。

 

 

近いうちに再オープンするという告知です。

 

ここは5月の暴動の際に放火されたのです。

それでも外壁はそのままで再営業すると。

ペンキを塗ってしまえばわからない。という感じなのでしょうか。

健康被害が出るのでは、と思うのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

高校卒業検定試験の結果が出てから、1週間が経ちました。

バカロイヤと言われる試験結果は、ニューカレドニアでは12月上旬です。

 

今回、5月に起こった暴動のせいで、学校がしばらく閉鎖になりました。

再開されても、道路の閉鎖が続いていて、登校ができない子供達も多かったと言います。

学校を中退した子供たちも多くいたでしょう。

 

 

普通なら行われるニューカレドニア内で共通のテストと面接は廃止になり、今年は内申書のみで考慮されることになりました。

各教科の教師による採点が重要になったわけです。

 

そのためでしょうか。

合格率は86、6%。

前年より6%も上昇したといいます。

 

一般課程の合格率は97、7%

技術者課程は88、6%

専門課程が75、5%。

 

バカロイヤの資格は、大学や専門学校に進む場合は必須です。

就職にも影響があります。

そして今年、多くの子供たちが合格したことにより、当たり前の国家資格になってしまったわけです。

 

 

 

この資格を生かすも殺すも自分次第です。

合格したからと満足するのではなく、さらに上を目指す。

ここではフランスと同じで、資格を持っていればそれだけ収入が増えるからです。

 

でも、こんな不安定な国内情勢で、子供たちがやる気を持ち続けることができるでしょうか。

そのための合格率アップなのでしょうが。